らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

SBOからBSOへ

2012-10-20 | 雑学

いま行われているプロ野球のクライマックスシリーズは、パリーグでは昨日、日本ハムが日本シリーズ進出を決め、セリーグでは中日が巨人に3連勝して日本シリーズ進出に王手をかけました。
プロ野球のボールカウントの表記は、御存じのように昨年3月から変更になっています。
一昨年までは「ストライク・ボール・アウト」の『SBO』の順番でしたが、これがアメリカをはじめ国際基準となっている「ボール・ストライク・アウト」の『BSO』の順番に変わったものです。

なぜ、アメリカは『BSO』方式で、日本は『SBO』方式だったのでしょうか?
調べてみると、その理由をはっきりと示す文献や資料はありません。
しかし専門家によれば、その違いは日米の野球のとらえ方の違いにあるのではないかと言われています。

即ち、アメリカの場合は、ベースボールを【打つゲーム】と受け止め、バッター側の視点で試合を見るということです。
バッターにとっては、ボールの数が増えれば出塁しやすく、ボールの次には打ちやすい球がくると考えるため、ボールのコールが早く知りたいこと。

逆に日本は野球を【守るゲーム】として受け止め、ピッチャー側の視点に立っており、ストライクが先行すれば、ピッチャーにとって有利に働くために、ストライクの数が大事であるとのことです。

野球を【打つゲーム】ととらえるか【守るゲーム】ととらえるのかが、『BSO』と『SBO』の違いに現れたとしています。

この日本の『SBO』は、外国のスポーツに独自の加工をして、日本のものとして受け入れやすくしたということで、よくベースボールと野球は別のものだといいますが、野球はまさに日本で進化した日本独自のスポーツとも評していました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
http://blog.livedoor.jp/tamirin2005/ (タミリン)
2012-10-21 09:15:46
見ている方は
打つゲームの方が面白いんでしょうね・・
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打って、守る (iina)
2012-10-20 08:21:59
プロ野球ボールカウントの表記が、アメリカは『BSO』方式で、日本が『SBO』方式なのは、ちょうどエレベータの
追い越しが大阪-左側、東京-4右側のようなものですね。
野球を【打つゲーム】とみるか【守るゲーム】ととらえるのか
の考え方の違いは面白かったです。( ..)φメモメモ

それにしてもクライマックスシリーズで中日に王手をかけられた巨人は、どうしたのでしょうね?
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