漸く秋らしくなり、家庭菜園も忙しくなってきました。
私の畑では、先月、トマトやスイカの畝を片づけた後、今月にはイチゴの定植を始めることから、夏の間、イチゴを植える区画に石灰窒素をすき込んで、その上に黒マルチを張って土壌消毒していました。
そこで今日はその消毒とイチゴの畝作りをご紹介します。
「石灰窒素」
私の畑は広くないので、数年間同じ場所でイチゴ栽培をしています。
このため、今年のイチゴ栽培では連作障害が出たのでしょうか? トヨノカの品種が小さな株ばかりで、茎の伸びも思わしくありませんでした。
そこで、8月20日過ぎになって、畝全体に石灰窒素を撒いて耕運し、3週間余り黒マルチを張って熱射消毒を行いました。
石灰窒素によって病原菌や害虫が駆除され、土壌の改良になるのではないかと思い、実験をすることにしたのです。
・これが石灰窒素をすき込んで、熱射消毒していた区画です。
3週間ほどして黒マルチを取り除きました。
石灰窒素の効果があったのか、草は全く生えていませんでした。
更に、アリや害虫の姿は見られず、夏の熱射とチッソ成分によって土中の病害虫は死滅したものと思われます。
この一角を耕して窒素分を中和し、その後、畝を作ります。
・石灰窒素を混和した区域には草は全く生えていませんでした。
「元肥」
私は畝を作る時に元肥をすき込んで畝立てをします。
今回イチゴの畝にすき込む元肥は、バーク堆肥、有機配合肥料、有機石灰(かきライム)、砂状ようりん、化成肥料(14・14・14)の5種類です。
・この5種類の肥料を元肥としてすき込みます。
イチゴの区画には、幅60㎝の畝を6畝つくります。
耕すのは私の愛車・イセキの小型テーラーです。
・この区画に幅60㎝の畝を作ります。
畝を立てる予定の60㎝幅くらいの場所に、元肥として5種類の肥料を施し、耕運機で4往復ほど耕して土とよく混和させます。
その後、鍬で畝を立ていきます。
上記を耕したところです。
肥料と土がよく混和されており、ここに畝を立てます。
・5種類の肥料を混和したところです。
上記と同様に、施肥と耕うんを繰り返して6畝を完成させました。
この後、日中の気温が30度を下回るか、降雨の予報が出る前の日くらいにイチゴの定植をする予定です。
最新の画像[もっと見る]
-
「蛇の道は蛇」の由来 11ヶ月前
-
身近な野鳥「ムクドリ」 11ヶ月前
-
身近な野鳥「ムクドリ」 11ヶ月前
-
身近な野鳥「ムクドリ」 11ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 11ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 11ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 11ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 11ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 11ヶ月前
-
ニゲラの花「蕾から種まで」 11ヶ月前
わたしはトマトの青枯れ病を経験しましたので、取り替えたハウス用白ビニールで覆い、夏の太陽を浴びせて高熱の消毒をしてみました。
科学的に分析された農法なのですね。
らいちゃんの畑では、家庭菜園とはいいながらも、小型テーラーといい 肥料の量や種類といい、かなり本格的な手入れです。
政治屋の派閥のバランスではなく、世論の声を聞いたうえでの民生バランスをはかってもらいたいものです。