らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

クレープの由来

2023-03-09 | 雑学

今日3月9日は「クレープの日」だそうです。
なぜ、クレープの日なのか? その理由を調べてみました。

「クレープの日」
その理由はクレープを上から見たら、数字の「9」に見えることや「クレープをもっと身近なおやつにしたい」という思いから、スイーツの製造販売会社である「株式会社モンテール」が日本記念日協会に申請し『毎月"9"のつく日はクレープの日』として認定を受けました。
「9」のつく日は9日以外にも19日、29日があり、更に毎月この3日はクレープの日になります。
語呂合わせから定められた記念日はたくさんありますが、「クレープの日」のように見た目から定められた記念日は稀だと思います。

「ガレットからクレープへ」
・ガレット
クレープの原型は13世紀頃のフランス北西部のブルターニュ地方が発祥の地方料理「ガレット」、というのが通説になっています。
ブルターニュ地方は土地が痩せていて、気候も冷涼であるため、小麦の栽培が困難でそばが常食とされていました。
蕎麦をそば粥やそばがきにして食べていた時、そば粥を偶然焼けた石の上に落としたところ薄いパン状に焼きあがる事を発見し、そば粉を焼いてパン代わりに食べるようになりました。
石で焼いた事からフランス語で小石を意味するガレ(galet)にちなんで「ガレット」と名づけられたと言われています。

そば粉は次第に小麦粉に代わり、16世紀頃から2月2日に行われているキリスト教の行事の「聖母マリア清めの日」では、今と同じクレープを食べて、その年の幸運を願っていたそうです。

・クレープ
その後、スペイン王フィリップ3世の長女でルイ13世の妻であったアン王女が、ルイ13世に伴われてブルターニュ地方へ狩りに訪れた際、現地の庶民が食べていたガレットを偶然口にして気に入り、宮廷料理に取り入れたといわれています。
生地はそば粉から小麦粉へ変更され、粉と水と塩のみであった生地に牛乳やバター、卵、砂糖などが加えられるように変化していきました。
名称も焼いた際にできるこげ模様が縮緬を連想させる事からクレープと呼ばれるようになったということです。



「日本のクレープ」
日本では70年代に東京・原宿に専門店がオープンして話題になり、クレープは原宿の象徴的な存在になっています。
クレープの種類は、主原料の違いで2種類あって、
・小麦粉を使っているものがいわゆる「クレープ」。
・そば粉を使っているものが「ガレット」です。

しかし、日本では「ガレット」と言っても全員が知っているわけではないので、「そば粉のクレープ」という表現をすることが多く、日本でのクレープは、小麦粉の生地を丸く焼き、生クリームやアイス、フルーツ、チョコレートソースなどをトッピングして、くるくると巻いたものが一般的となっています。

私の住まいしている住宅地内でも、クレープ設備を備えた自動車を自宅前においてクレープを販売している人がいますが、学生や近所の人たちがよく利用しています。
クレープは人気のある食べ物のようですね。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
3月9日  (iina)
2023-03-09 10:23:15
クレープを最近は食べていません。3月9日が「クレープの日」でしたか。
                 教えていただき、サンキュー

クレープ原型が、13世紀頃のフランスとはオシャレです。^^ お好み焼きに似ていないこともないですね。

ことしは、歌番組の公開放送や歌舞伎やイベントに誘われることが多くなりました。コロナ禍が少し収まってきているのでしょうか・・・。

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