ロシアがウクライナへ軍事侵攻したことによって諸物価が大きく値上がりしています。
野菜も例外ではありません。
そんな中、季節を問わず価格が比較的安定しており、節約食材の代表格ともいえる野菜に「もやし」があります。
もやしは味にクセがなく何にでも合うので、炒めもの・サラダ・スープなど、幅広いメニューに活用できます。
「もやしの語源」
もやしは「萌やす」が語源で、豆や穀類などの種を水に浸し、日光を当てずに発芽させたものの全般をさします。
原産地は不明ですが、アジアでは古くから食べられており、日本でも平安時代に編まれたわが国最古の薬物辞典「本草和名(ほんぞうわみょう)」に「毛也之(もやし)」と記されており、薬用に栽培されていたようです。
一般に「もやし」と呼ばれている野菜は、大豆や緑豆などの豆類を発芽させたもので、光を遮断した容器の中で、水だけで育てられるのが特徴ですが、広い意味では、かいわれ大根や豆苗、ブロッコリースプラウトなどの発芽野菜も「もやし」に相当すると言われています。
もやしは嘗て兵士たちの貴重な食料だったそうです。
「戦場での貴重な食料」
「もやしっ子」という言葉のひ弱なイメージから栄養がないと思われがちですが、実は、ビタミン・ミネラル・食物繊維などを中心に体にいい栄養がたっぷり含まれており、嘗て戦場で兵を支えてきました。
楠木正成が千早城(現大阪府)に立てこもり、鎌倉幕府の大軍を相手に戦った際は、兵に豆の芽を食べさせながら耐え抜いたと伝えられています。
更に、近代に入ると、旧日本軍がもやしの栄養に目をつけ、壊血病などの病気予防に役立てようと考えました。
1918年からのシベリア出兵を機に栽培法の研究が進み、戦地の炊事場でもやしを作っていたそうです。
もやしが広く市中に流通するようになったのは20世紀に入ってからです。
1923年の関東大震災で東京は野菜不足に陥ったことから、本格的に栽培されるようになりました。
このように栄養豊富な「もやし」は比較的安価に推移しており、家計にとってはうれしい野菜です。
いろいろな料理に使用できる「もやし」で野菜不足を補ってみては如何でしょうか?
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むかしは「毛也之(もやし)」と記し薬用になっていたとは( ^ω^)・・・
浅草に勤めたころのラーメン店では、もやしを山盛りにしていたので、週一くらいに通ってました。シャキシャキして歯ごたえが好いです。
ギネス登録の金塊250kgをさわってきましたから、金運アップ疑いなしです・・・そぅ思いたい・・・