一昨日から「高野街道を歩く」と題して書いています。
今回は大阪府河内長野市の南海高野線天見駅から和歌山県橋本市までの約11㎞、しかも途中には標高400メートルの紀見峠を越えがあるコースを、足に自信がある11名の仲間が、全員余裕を持って完歩しました。
高野街道は信仰の道と言うことで、沿道にはご紹介する名所旧跡が余りなく、このシリーズは今日の記事をもって終了とさせていただきます。
「紀見トンネル和歌山県側出口」
国道371号線紀見トンネルの和歌山県側の出口です。
私たちは大阪側のトンネルの手前から右に分かれて旧国道を歩き、この山の峠を越えてきましたが、左側の国道を通るとここに出てきます。
橋本へと続く高野街道です。
橋本駅が近づきました。紀見トンネルからここまで約2時間かかりました。
これは南海高野線のガードです。
こちらはJR和歌山線のガードです。
ガード側面には「高野街道」の表示がされています。
今回の終点である南海高野線、JR和歌山線の橋本駅です。
「橋本の万葉歌碑」
駅前には「橋本の万葉歌碑」が建てられていました。
この万葉歌碑は平成12年(2000年)11月に第8回万葉まつりと併せてJR和歌山線全線開通百周年を記念して建立されたのだそうです。
「白栲(しろたへ)に にほふ信土(まつち)の 山川(やまがは)に わが馬なづむ 家恋ふらしも」 作者不詳(万葉集 巻七-119)
意訳:信土山の川(落合川)で 私の乗る馬が難渋している。家人が私を心配しているらしい。
駅構内には大河ドラマ「真田丸」に因んで、真田幸村の鎧が展示されていました。
関ヶ原の敗戦後、父真田昌幸とともに蟄居を命じられた地が和歌山県の九度山です。
次回はその九度山の真田幸村記念館を訪れる予定です。
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和歌山県の九度山に、真田幸村たちが蟄居したとは聞きますが、橋本駅に鎧とは大河ドラマの影響は相変わらずです。^^
>今日明日の伊勢志摩サミット、安倍総理には日本の存在感を示して欲しいものです。
8年前は、洞爺湖サミットでしたから、月日のたつのは早いです。