下馬評
2014-07-10 | 雑学
野球やサッカー、ゴルフなどのスポーツや選挙、或いは会社の人事などでもあるかもしれませんが、第三者の人たちが勝手に噂や批評することがあります。
このように、利害関係のない人、或いは責任のない第三者があれこれと興味本位に噂話や批評することを下馬評と言います。
では何故そのような噂を下馬評と言うのか、今日はその語源を調べました。
「下馬」とは、馬を下りることをいい、その場所を「下馬先(げばさき)」と呼んでいました。
江戸時代、お城まで行くと「下馬」と書かれた看板があって、そこから先は馬や駕籠(かご)を降りて殿様と数名のお供しか中に入れません。
下馬先では殿様が登城した後、主人の返りを待つお供の者が集まって、あれこれと無責任な噂話をして時間を費やしていました。
その当時の噂話は、お役人の異動とか、大名の国替えなど、いろいろと憶測をもって好き勝手に言っていたようです。
そこから、興味本位による無責任な世間の噂や評価を「下馬評」と呼ぶようになったということです。
・下馬の石碑です(ネットより)
似たような意味の言葉に「ゴシップ(興味本位の噂話)」があります。
ゴシップと下馬評の違いは、前者がセレブのプライバシーに関する噂話が主であるのに対して、「下馬評」は「批評」の「評」が付いているように、ある人物や物を評価し、ランキングする話題をいう場合が多いようです。
こちらは、「ゲバルト」(独:gewalt、暴力。当時の学生運動などで国家権力に対する実力闘争を表す言葉として多用。)から
きているそうです。チェゲバラもいました。 (^^ゞ
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/20bc4667237bcc083bdfaaa14813b6bb
越中ふんどしをして泳いでましたか。赤フンではなかったのですか・・・。
ところで、越中ふんどしの名は、越中守だった細川忠興が考案者とする説があるらしいです・・・?