今日12月5日は「納めの水天宮」だそうです。
そこで「水天宮」について調べてみました。
「水天宮」は安産、水難除け、火災除けにご利益があるとされ、毎月5日が縁日となっています。
そして、「納めの水天宮」とは、一年最後の縁日である12月5日のことで、多くの参拝客で賑わうそうです。
水天宮とは、天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、安徳天皇、高倉平中宮(建礼門院、平徳子)、二位の尼(平時子)を祭神としている神社です。
水と子供を守護し、水難除け、農業、漁業、開運、水商売、また安産、子授け、子育てについて信仰が厚いようです。
水天宮の由来は、1185年(寿永4年)の壇ノ浦の戦いで敗れた平家の官女・按察使局(あぜちのつぼね)が筑紫に逃れて、安徳天皇ら平家一門を祀るために創建されたといわれています。
水天宮は、福岡県久留米市の水天宮を総本家とし、日本全国にある水天の神社です。
仏教における十二天の一つで、水の神であり、竜を支配するといわれています。
・福岡県久留米市にある水天宮です(ウィキペディアより)
東京の水天宮は、第9代久留米藩主の有馬忠頼が文政元年(1818年)に江戸藩邸に分霊したことを起源としています。
・東京の水天宮です。(ウィキペディアより)
(一口メモ)
水天宮の祭神の概略は次の通りです。
・天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
古事記において日本神話に登場する神で、天地創造にかかわった五柱の神々の一柱です。
・安徳天皇(あんとくてんのう)
源平合戦で壇ノ浦に身を投げ、僅か8歳で崩御された第81代の天皇です。
父は高倉天皇、母は平清盛の娘、平徳子で後の建礼門院です。
・高倉平中宮(たかくらたいらのちゅうぐう)
平清盛の娘、平徳子(後の建礼門院)のことで、安徳天皇の母です。
・二位の尼(にいのあま)
平清盛の正室、平時子のことです。位階が従二位だったので「二位の尼」と呼ばれています。
従二位は主に内大臣やその正室、天皇の秘書的な役割の「蔵人別当(くろうどべっとう)」に与えられる位です。
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