収穫の秋となり、先日、4月7日に植え付けた生姜を収穫しました。
生姜栽培は2~3年前から始めたところですが、比較的簡単にできることから、家庭菜園をされている方にはお勧めです。
今日はその栽培方法をご紹介します。
生姜の栽培方法をネットで調べると、おおよそ下記のようであり、それに沿って栽培しています。
「生姜栽培」
1. 種生姜の準備
種生姜は近くのスーパーで購入しました。
購入に当たっては色つやがよくてみずみずしく、白い芽が付いたものを購入します。そして、それを 1片が60~70gになるように手で割ります。
2. 畑の準備
植えつけの1週間くらい前に石灰、完熟堆肥、化成肥料を入れてよく耕し、畝幅50センチの畝を作ります。
3.植えつけ
畝の中央に深さ10センチほどの溝を掘り、その中に株間20~30cmで、種生姜の芽の出る方を上にして置きます。(小さい片は2~3個まとめて置きま
す)
覆土を5~6cmくらいします。深くなると発芽に時間がかかります。
植え付け後、灌水し、乾燥防止のため敷き藁をします。
4.追肥・土寄せ
第1回(草丈が15~20cmになった頃) 化成肥料を株もとに追肥し、軽く土寄せします。
第2回(草丈が30~40cmになった頃) 同上
第3回(2回目の追肥から1か月後) 同上
7. 収穫
10~11月に掘り上げて収穫します。 霜にあたると腐敗が多くなるのでそれまでに収穫を済ませます。
収穫の目処は葉の色が変化する頃です。
9月~10月になると、徐々に葉の色が変化してくるので、ある程度、黄色くなった頃が収穫の目処になります。
・これが生姜の畝です。葉っぱの色が黄色くなりかけたので収穫しました。
生姜の原産地はインドからマレー半島にかけての南アジアといわれ、世界中で古くから食用、薬用とされていました。
生姜の効能としては、魚や肉の臭みを取る消臭作用や、血行の促進、身体を温める作用などがあります。
更に、風邪のひき始めや冷え症に良く、殺菌作用、抗酸化作用、抗がん性もあるとされています。
種ショウガを植え付けてから 発芽するまでに相当日数を要しますが、植え付けた後はあまり手間がかからないので、家庭菜園ではおすすめの野菜です。
・各々の株の中央に種生姜が付いています。
生姜の収穫は夏から秋にかけて、好みによっていろいろな収穫が楽しめます。
即ち、
「葉ショウガ」として収穫する場合は、植え付けから約3ヶ月後(葉が7〜8枚の頃)です。
「新ショウガ(根ショウガ)」としての収穫は、10月から11月ころに葉先が黄色く枯れた頃で、霜が降りるまでに行います。
なお、新ショウガについている「種生姜」も食べることができます。新ショウガよりも固くて辛味が強く、薬味に最適です。
収穫は、スコップで回りから掘り上げて行います。
生姜は低温にあたると傷むので、霜が降りる前までに収穫します。
新ショウガは料理の食材にはもちろん、ハチミツ漬けや酢漬けなどにもピッタリです。
我が家では酢漬けや佃煮で食べています。
・これが1株です。中央の種生姜から左右に新ショウガがついています。
次年度の種の保存な難しいようですが、教えてください。
土に埋めたり発泡スチロールの箱に密封したりしているそうですが、それでも半分くらいは腐るそうです。
「やまむファーム」さんのアドレスを記しておきますので、ご参考にしていただければ、と思います。
https://ymmfarm.com/cultivation/veg/ginger#i-11