らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

美味しい「文旦」

2024-03-06 | 家庭果樹

先月、家内の友人のFさんから文旦をいただきました。
Fさん宅の畑には文旦を始め、たくさんの柑橘類や果物の木を植えているので、毎年いろいろな果実をいただいています。
今年もレモンにキンカン、八朔をいただき、昨年はスモモやブルーベリーなどを頂きました。
先日、頂いた文旦を食べたところ、とても美味しかったのでご紹介します。

「文旦」
文旦は、ミカン科ミカン属の果実です。
原産地はマレー半島からインドネシアにかけての地域で、日本には江戸時代に伝わったそうです。
文旦と言えば高知県が有名ですが、高知県で栽培されている文旦は1929年、県の職員が鹿児島県の個人の家からもらってきた木が元になっているそうで、「土佐文旦」という名称で流通しており、柚子と並んで高知県を代表する柑橘だそうです。

・これがFさんから頂いた文旦です。


頂いた文旦のサイズは高さ、直径共に15cmの円球形をした大きなものです。
これを室内で3週間ほどビニール袋に入れて追熟させました。
ネットで保存方法を調べたところ、直射日光の当たらない冷暗所で、常温で保存すれば数週間保存でき、1~2週間おいておくと、酸が適度に抜けてまろやかな味になると書かれていたことから、私が食べた時は丁度、酸がが抜けた頃合いだったのでしょうか、とても美味しかったです。



でも、文旦の皮がこんなに厚いとは思いませんでした。
皮を剥くのに苦労し、更に皮を剥いた後に綿を取り除くのにもまた一苦労でした。
皮を剥く前の直径が15cm、ミカンの袋の径が10㎝だったということは、皮や綿の厚さが5センチあったことになります。

「ブンタン(文旦)の栄養」
文旦にはビタミンCがたっぷり含まれており、美肌効果が期待できるようです。
酸味のもとになるクエン酸は、運動時のパフォーマンス低下に関与する乳酸の血中濃度を下げ、疲労回復に有効のようであり、更に、薄皮に含まれているペクチンには、血中コレステロールを低下させる作用があるといわれています。

・径10㎝の大きな果肉です。

「ブンタン(文旦)の選び方」
なお、文旦を購入されるときは、果皮はきめが細かく、手触りがしっとりしているものを選ぶといいようです。
そして、ずっしりと重いものは水分がたっぷりでジューシーな証拠ということです。