10日ほど前は3月下旬から4月上旬の気温でしたが、先週末からは一転して真冬の気温に下がりました。
この寒さで、一昨日も昨日も、近畿の北部や中部の山沿いでは雨又は雪の予報が出ていました。
3月を目前にしたこの時期に、雪が降るような寒さに見舞われると、体調を崩す恐れがあります。
十分お気を付けください。
ところで、「春の雪と歯抜け狼は怖くない」という諺があります。
今日はこの諺について調べました。
「春の雪と歯抜け狼は怖くない」
「春の雪と歯抜け狼は怖くない」という諺は、春に降る雪は歯が抜けた狼のように、見た目は少し心配になるけれど、実際には怖がる必要がない、という意味になります。
暖かくなった3月頃に寒気が流れてきて季節外れの雪が降ると、ちょっとびっくりするかも知れませんが、「三寒四温」で暖かい日に変わるので雪はすぐに解けてしまいます。
一方、「歯抜け狼」という言葉は、歯がないオオカミは人に危害を加えることができないので、怖がる必要はないことを例えて言っています。
このように、この諺は春の雪は「見た目はちょっと心配かもしれないけど、実際には大したことない」と言い伝えています。
ところが現実には季節外れの雪が市民生活に困難をきたしたことがありました。
諺は諺として認識しておき、その上で季節外れの雪には十分注意することも必要です。