らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「渡辺」姓は豆まきをしない?

2022-02-05 | 季節

一昨日は節分でした。
節分といえば、「鬼は~外!」の掛け声とともに豆まきをしますが、皆様のお宅では豆まきをされましたか?

ところで、この豆まきですが、「渡辺」姓のお宅では豆まきをしないという言い伝えがあるそうです。
そこで今日はその理由を調べてみました。

「渡辺姓の家で豆まきをしない理由」
名字が「渡辺」姓の家で豆まきをしない理由は、鬼がワタナベ姓を怖がって近づかないことから、追い払う必要性がないためなのだそうです。
鬼がワタナベ姓を怖がるようになった理由は平安時代に遡ります。

平安中期に活躍した武士に「渡辺 綱(わたなべの つな)」がいます。
彼は、武将・源頼光に仕えた武士の中でも特に優秀な4人、通称「頼光四天王」の筆頭で、京都の大江山に住む「酒呑童子(しゅてんどうじ=鬼の首領)」という鬼や、その子ども「鬼童丸(きどうまる)」を退治したり、羅生門の鬼の腕を切り落としたりといった、鬼退治にまつわる伝説をもつ武将です。
そのワタナベを怖がって「渡辺」姓には鬼が近付かないのだそうです。

・一條戻り橋の上で、髭切丸(源家代々の刀)太刀を以って茨木童子(酒呑童子の重臣)の腕を斬った渡辺綱です。(ウィキペディアより)

「伝説」
そのワタナベを怖がって鬼が近付かないというお話は次のように伝えられいます。
平安時代中期、大江山(京都府)を拠点とする鬼・酒呑童子が多くの鬼を従えて都を荒らし回っていました。
そこで、武将・源頼光は渡辺綱らによる討伐隊を結成して鬼退治に行き、見事に酒呑童子を仕留めたのです。
後日、酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために討伐隊を襲撃しましたが、返り討ちに遭って、渡辺綱に腕を切り落とされてしまいました。

後に、茨木童子は腕を取り戻すことに成功しますが、渡辺綱の強さは彼らに衝撃を与えたのです。
そのため鬼は渡辺一門を恐れるようになり、ひいてはワタナベ姓の子孫にも近づかなくなったということです。

この伝説から、ワタナベ姓のお宅では、わざわざ鬼を追い出す豆まきをしなくてもよく、福だけを招けば良いということのようです。
鬼も恐れる「ワタナベ」姓は最強の苗字のようですね。