らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「べらぼうイチゴ」と「双子イチゴ」

2021-05-12 | 家庭菜園

アブラムシの駆除から始まった今年のイチゴ栽培は、5月の大型連休が明けると共に、収穫がほぼ終わりました。
そこで今日は今年のイチゴ栽培を振り返りました。

「早い収穫終了要因」
毎年、5月の大型連休に収穫の最盛期を迎えるように栽培しているのですが、今年は連休明けには早くも収穫が終わりました。
その原因は、いつもより10日ほど早く、2月10日にマルチを張ったこと、そして、それと同時にビニールでのトンネルを設置して温室効果を高めたことで生育が早まったためです。

「収量減少要因」
一方、収量は昨年より少なくなりました。
これは3月にアブラムシによる被害が発生したことから蕾や花を取り除いたこと。
更に、同じ場所への植え付けによる連作障害で生長不良の株が目立ったことです。

・昨年までは最盛期には毎日この箱一杯くらいの収穫がありましたが、今年は4月下旬に収穫したものでこの程度です。
から

「畝の状況」
収穫がほぼ終わった畝には、熟れたイチゴは所々に散見される程度です。
殆どの株には花は勿論、青いイチゴも付いていません。

・5月初めの畝のです。イチゴが見当たりません。


「べらぼうイチゴ」
このようの状況ですが、収穫終了間際になって珍しい形のイチゴが誕生しました。
一つは3個がくっついた珍しいイチゴです。
一昨日アップした「べらぼう」凧の口と舌に似ていることから「べらぼうイチゴ」と命名しました。

・「べらぼう凧」は上記の「べらぼう」にリンクしています。ご参照ください。


「双子イチゴ」
そして、もう一つは2個がくっついたイチゴで「双子イチゴ」と命名しました。
双子のイチゴは過去にもありました。

「双子イチゴ」や三つがくっついた「べらぼうイチゴ」ができる原因は分かりませんが、不作のイチゴ栽培下において、栽培者だけが経験できる珍しい作物に遭遇する喜びを味わうことができました。



「腐敗イチゴ」
一方、終盤になって腐敗するイチゴが多発しました。
これは、畝の乾燥で株が萎れてきたので、水分補給をするため、2日ほどトンネルを開けて雨に当てたことが原因と思われます。
腐敗はこの雨の後から発生し、その後も続きました。



今年の失敗経験を活かし、来年のイチゴ栽培はもう少し良い結果が得られるように努力したいと思っています。