昨日、側溝の掃除を行いました。
ここ数年は自治会での一斉清掃が行われていないので、我が家だけの単独清掃です。
我が家では、側溝の清掃は毎年末に行っているだけなので、苔が生え、砂が落ち、木の葉が溜まって非常に見苦しくなっていました。
・これが1年間に溜まった木の葉や苔です。
溝掃除で気を付けたいのはセアカゴケグモの存在です。
我が家の溝蓋の裏からは、2011年以降、毎年1~2匹のセアカゴケグモが見つかっているのです。
その都度、駆除しているのですが、一向に絶滅できていません。
今年は潜んでいないことを願いながら溝蓋を開けてみました。
先ず、南側の溝蓋から始めました。
どこにもセアカゴケグモはいません。
ひと安心です。
安心して溝の落ち葉や苔の除去を行いました。
清掃後は、下の画像のように綺麗になりました。
続いて、東側の側溝です。
毎年見つかるのはこちら側の溝蓋なので、いないことを願いつつ開けていきます。
角から1枚目を開けました。 いません。
続いて2枚目もいません。
いいぞ!この調子。
3枚目の蓋を開けた時です。
背中に赤い模様があるクモを発見しました。
紛れもないセアカゴケグモです。
今年もいたのか!「セアカゴケグモ」め!
撮影の後、即、憎っくきクモは駆除しました。
・東側の溝蓋裏から見つかったセアカゴケグモと卵嚢(らんのう)です。
続いて4枚目5枚目を開けても見つかりません。
今年はこの1匹だけかと思っていたところ、6枚目を開くと潜んでいるではありませんか。
その後の蓋裏には見つからず、結局、今年も2匹が潜んでいたのです。
冬のこの時期は逃げることはせず、脚を丸めてじっとしているだけです。
このクモも撮影の後には駆除しました。
・2匹目のセアカゴケグモです。
「大阪府熊取町のセアカゴケグモ情報」(熊取町HPより)
熊取町ではほぼ全域で「セアカゴケグモ」の生息が確認されています。
性格はおとなしく攻撃性はないものの毒をもっており、かまれると大事にいたる場合があることから、つぎの点に注意するよう呼び掛けています。
1.特徴
・全体に黒く背中に赤い帯状の模様。体長はメスの場合、約1cmで脚を広げると約3cmで腹が 大きくふくれている。
2.生息場所
・日当たりが良く、暖かいところ
・昆虫や小動物などのえさが豊富にあるところ
・巣を張る適当なすき間があるところで、
排水溝の側面や蓋の裏、花壇周りのくぼみや穴、プランターなどのすき間
墓石のすき間、クーラー室外機の裏、水道メーターボックス内、放置自転車など
3.見つけたら
・素手でさわらない。
・市販のスプレー式殺虫剤(ゴキブリ用)をかけるか、踏みつぶす。
4.かまれたら
・かまれたところを水でよく洗う。
・できるだけ早く、医療機関で治療を受けてください。
(かまれたクモを殺して持参してください。種類等が特定でき適正な治療につながります。)
・保健所等にも、かまれた旨の連絡をしてください。
5.被害を防ぐために
・生息しそうな場所に普段から注意し、クモの巣があれば棒などで払ったり、溝などは普段から掃除し、クモが巣を作らないようにして
ください。
・クモはスプレー式殺虫剤(ピレスロイド系 一般的にゴキブリ用)をかければ、駆除できます。
・清掃や園芸作業をする場合はなるべく、軍手や手袋をつけて作業してください。
・外に置きっぱなしの玩具、帽子やヘルメット、サンダルや長靴などを使用したり身につけるときは、その中や裏側を十分に点検して
ください。
「全国の分布」
セアカゴケグモの全国の分布状況は、2020年7月現在、青森県と秋田県を除く45都道府県で確認されており、特に多いのは近畿地方と東海地方だそうです。
もし、セアカゴケグモを見つけたら前記の注意事項をご参考にしていただき、噛まれたりしないように十分ご注意ください。