らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

稀勢の里横綱昇進おめでとう

2017-01-25 | 時事

待ちに待った日本人力士の横綱が今日誕生します。

一昨日、大相撲の横綱審議委員会が東京・両国の国技館で開かれ、大関・稀勢の里の横綱昇進について審議し、全会一致で「推薦」の答申を出しました。
その答申を受けて、日本相撲協会は今日午前に開く春場所番付編成会議と臨時理事会で稀勢の里を72人目の横綱に推挙して、正式に横綱が誕生する運びとなっています。
日本出身力士では、1998年夏場所後に横綱となった3代目若乃花以来、実に19年ぶりの昇進となります。

稀勢の里は初場所に14勝1敗で初優勝しましたが、昨年11月の九州場所は優勝次点の12勝止まりで連続優勝ではないものの、昨年は初めて年間最多勝を獲得し、過去6場所で安定した実力があることや、この後も活躍が期待でき、横綱として相応しいこと等が評価されて、横綱に推挙されるものです。

相撲では、立ち合いで相手の虚を突く奇策の数々を「変化」とか「注文」と言い、これらは相撲の常道を外れた外連(けれん)とみなされますが、稀勢の里の相撲はこのような外連な相撲ではなく、常に相撲の常道を歩み、正面からぶつかって真っ向勝負を挑む豪快な相撲が特徴です。
横綱に求められる相撲は受けて立つ真っ向勝負であり、相撲内容からは彼は既に横綱相撲をとっている力士と言えます。

一方、最近気になるのが白鵬の“張り手”相撲です。
白鵬の力量からすれば“張り手”を使って相手をひるませなくても真っ向勝負が十分取れる筈です。
稀勢の里にはこのような手口を真似ず、今まで通り、日本人横綱として堂々と受けて立つ横綱相撲を心掛けてほしいものです。
更に、品格の面をもっともっと磨いて、日本国民全員から敬愛されるような大横綱になることを願っています。

稀勢の里の今後の一層の活躍を期待してエールを送りたいと思います。
    稀勢の里横綱昇進おめでとう!