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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ブドウの栽培(剪定)

2010-01-22 | 家庭果樹
1月~2月は落葉果樹の剪定時期となります。
我が家では家庭菜園で、柿、梨、リンゴなどの果樹を少し栽培しています。
先日、その内のブドウの剪定を行いました。

ブドウの剪定には大きく分けて2つの方法があるようです。
一つは山梨県でなどで行われている「長梢(ちょうしょう)剪定」、もう一つは岡山県などで行われている「短梢(たんしょう)剪定」です。
 ・「長梢(ちょうしょう)剪定」とは、来年伸ばす枝に5~6芽残して剪定する方法で、樹勢の強い品種に適用するようです。
 ・「短梢(たんしょう)剪定」とは、1~2芽残す方法で、こちらは樹勢の弱い品種に適用するようです。
我が家では樹勢の強い巨峰を栽培しているので「長梢(ちょうしょう)剪定」で行いました。

・これは伸び放題に伸びた剪定前のぶどう棚です。


剪定の基本は、「長梢(ちょうしょう)剪定」の場合、前年に伸びた枝の7~8芽を残して切り詰め、今年育てる枝の1芽を残し、新芽を傷つけないように次の芽との
中間、或いは2つ目の芽の上で剪定します。
ただし、欠けた枝がある場合は隣の芽を2芽以上残し、空いたスペースを埋めるための芽を確保するように剪定します。

・剪定の基本に沿って、細い枝や亜主枝など8~9割を剪定したところです。



昨年は、枝を伸ばし放題にしていたため枝の中に害虫が入り込んで枯れている枝も少なからずありました。
このため、枯れた枝や樹勢の弱い枝、古い枝などを大幅に剪定し、丈夫な枝をできるだけ棚の誘導線の沿って伸ばすように剪定しました。

・剪定後のぶどう棚です。
 この後、もう少し枝を切り詰めます。更に、アライグマと、防鳥対策用に、棚の上部50cmのところに防獣ネットを張る予定です。


昨年のアライグマ対策は失敗したので、今年は防獣対策をしっかりして美味しい巨峰を栽培したいと思っています。