日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
カンボジアとフランス語 1
いま大学のシステムの都合上、大学のページの更新ができない状態です。
本来なら大学のページに載せるべき写真群なのでたいへん申し訳ないのですが、わたくしのこのブログに掲載させていただきます。あしからずご了承ください(それに大学のページにあまりたくさんカンボジアの写真は載せられないと思いますので・・・)。
今回のカンボジア行きは、カンボジア工科大学Institut de Technologie du Cambodge と金沢大学との交流協定締結式出席というのがひとつの目的でした。
この大学の正面です。ご覧のとおり大学名の表示はクメール語とフランス語しかないです。
何度も繰り返しになって恐縮ですが、この学校はほとんどの授業をフランス語でやっています。
カンボジアもさすがに巷は英語ばっかりなのですが、高等教育となると話が違うのですね。
この学校はもともとソ連の肝いりで作られたのですが、ソ連崩壊後ロシアはここの援助を放り出してしまい、フランスがその後を引き継ぐ形でバックアップしているのです。
授業をフランス語で受けなければならないというのが学生にとって負担なのは確かですが、失礼ながらカンボジアの中等教育では英語教育も不十分なので、大学入学時にかなり西洋語を集中勉強する必要があるという点は変わらない、それが英語になるかフランス語になるかだけの違い、というところがあるらしいのです。
それにこの学校はカンボジアでは優秀な学校として知られていますから、フランス語を特訓しなきゃいけないから入学したくない、と思う人は少ないんでしょうね。
またこの学校はフランス、ベルギーに提携校がたくさんありますから、フランス語を勉強しておくことは留学をスムーズにするという利点もあるのです。
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