おやじの日常生活

古希もこえてしもて、年取ることに、抗いきれなくなってきてる・・・
そんなおやじ、いやジジイを取り巻く日常。

07.08.18 武奈ヶ岳 NO.2

2007年08月21日 | 里山散歩・山登り
NO.1より続く


山頂より、京都北山方面を望む。こうして見れば、北山の奥深さが、実感できる。


山頂には、親子ハイカーとシングルハイカーの2組が、先着され食事中。我々も、しばらく、周りの景色を楽しんだ後、待ちに待った、ビールで乾杯です。
陽射しはきついが、空気は冷たく、景色も最高、おまけに、ビールも美味い!
”大阪は、暑いやろな?”と思いながら、コンビニザルそばを・・・・・・・。

しばらくすると、先程追い抜いてきた方々や、滋賀県側から登ってこられた方々が到着し、山頂も、少しにぎやかになってきた。

仕上げに、T持参のAPPLE TEAを頂きながら、標高1214mの空気を楽しむ。帰るのが嫌になるほどの超快適空間だ。

そうこうしながらも、下山コースを決める。

帰路;コヤマノ岳~中峠~小川新道~牛コバ~明王院P地点

山頂に、後ろ髪引かれながら・・・・・・・。10:00頃

分岐から、滋賀県側に下っていると、携帯メールの受信音が・・・・。こんなとこで、受信できるんや!と驚きながら開いてみると、horizonさんからのお誘いメールだった。ここからは、どう考えても無理なんで・・・・・・・。
しかし、こんな山奥まで電波が届くとは、ホントに驚きです。箕面なんて、少し上がればまったく届かないからね!
やはり、山登りする人は、携帯は必携です。

コヤマノ岳への登り返しを、相変わらずのペースで、グイグイ登ってゆくT。


おやじは、またもや、ハァハァ、フゥフゥ、汗ボトボトです。

あっと言う間に到着。コヤマノ岳。10:29


見晴らしもさほどなく、ただ、道端の木にプレートがあるだけの質素な頂上です。写真撮影だけで、素通りです。

中峠では、ハイカーが食事中で、その横を通り過ぎ・・・・。ここからは、少し踏み後も薄くなる。メインのルートではないのかも。適当なアップダウンの後、シャクシコバの頭のプレートを横目に下ってゆきます。普段、近郊の里道しか歩かないおやじにとっては、結構険しい。
しばらく前から、ハエが、周りを飛び回り、かなり、嫌な感じです。蚊ではないので、刺されることもなく、耳元での不快感は、断然マシなのですが・・・・・。前を行くTにも、蚊柱ならぬハエ柱できております。
途中、1名のハイカーに追い越され、1名のハイカーとすれ違う。皆さん、ホント元気です。おやじは、・・・・・・・。
シャクシコバの頭を下ったところに、このモニュメントがあります。1965年に遭難された小川氏の遭難碑です。

遭難碑前で、ルート確認するT。11:17


写真右側の険しい岩のむき出しの急斜面を、おやじは恐る恐る下ってゆく。

岩むき出しの急斜面を降りるT。


写真ではあまり感じられないが、実際は、かなり急斜面です。お年寄り(おやじも含めて)や、子供さんには危険箇所です。ハイキングの域を超えています。
そういえば、前回もこのルートでした。

危険な急斜面もようやく終わり、心和む緩やかな杉林に入ります。

こんな巨木も、アチコチに点在してます。

杉林の中をしばらく行くと、大橋との分岐です。これを下ってゆくと、テントを張れそうな広場の脇の沢に出ました。聖水です。飲めるのでしょうが、止めときます。後頭部を聖水で冷やします。ホンマに気持ちええ!最高です。

聖水で、汗グチョのタオルを洗うT。


そして、この後すぐに、奥の深谷に合流何組かのハイカーたちが休憩中です。
水のきれいな谷を渡り、山腹を巻く登山道を、牛コバへ。

渡河地点。11:47


ここから牛コバまでが、問題の地点です。急斜面を、延々と下る単調な九十九折れの登山道です。ここまで、相当疲れがたまっていたと思われるおやじです。この長い九十九折れの下りも前回経験していますが、途中、膝の痛みで苦しんだ道です。ここまで、Tのポール(ショックアブソーバー内蔵の高そうな奴)を我が物顔で使い、できるだけ膝に負担をかけないように勤めてきましたが・・・・・・・・。

こんなところも、ロープを握り締め。


ソロソロ限界が近づきつつあります。
しかしながら、前を行くTは、いっこうに衰える様子もなく、ぐんぐんおやじを引き離します。膝をCAREしながらのおやじは、ますますペースダウン。
九十九以上は、折れ曲がってますが、いっこうに終わる気配すら感じられません。

”いったい、いつまで続くんや!”

っと、心で何回叫んだか!

下を見れば、Tは、ドンドン・・・・・・・・・・・。

そして、

とっ、とっ、とっ、到着しました。牛コバです。ホンマに長かった。

牛コバ。12:23


続く林道をすぐに下ろうとするTを制止し、おやじは、座り込んでしまいます。
膝をかばいながらの下りに疲労困憊。

前回のような痛みはありませんが、違和感たっぷりの膝になっています。もちろん、膝が少し笑ってます。

何度か、橋を渡りながら、林道を下りますが、途中、何組かの沢登りTEAMとすれ違います。皆、メット装着の本格派です。沢歩き危険の看板がアチコチにありますが、そんなこと気にしていては、・・・と言うことでしょう。三の滝の看板があるのですが、かなり下なんで、降りたら、登らなアカンしで、却下。
この林道も、かなりな長さです。舗装に変わった頃から、下のほうから、子供のはしゃぎ声が聞こえ始める。家族連れで、沢遊びです。

まだまだ下ります。沢沿いの駐車場を過ぎ、ようやく、明王院到着です。

P地点到着。13:05


脚が棒になってます。

ビショビショになったシャツ、スラックス、パンツ、靴下など、すべてを脱ぎ捨て(スッポンポン状態)、パンツいっちょうで、・・・・・・。

民家脇の用水路に沢から水が引いてあり、足を浸します。

冷た気持ちええ!

足が生き返ったようです。

一息ついた後は、いざ、朽木温泉”てんくう”へ。


ホンマにお疲れさんの武奈ヶ岳でした。

家に帰ってから、今日が、嫁ハンの誕生日だったことに気付くが、・・・・・・。



続きの続きですが、

この日の夜から、筋肉痛勃発。年よりは通常2.3日たってからの発生なのだが・・・・・。ネットで調べてみると、激しい運動(登山なども含む)の後の温泉は、気分的にはgoodナンですが、筋肉には、最悪との事。まして、温泉の中で、揉み解したり、サウナに入ったりするのは、火に油を注ぐような行為・・・・・。
おやじ、真っ青です。サウナ以外は、すべてクリァーしておりました。
1人の登山する方の談話ですが、その方は、夏場の登山の帰りには、沢や、川があれば、必ず、遊んでる子供達に混じって、水に入り、泳いだりするそうです。そうすることで、まったく、筋肉痛など起こらないそうです。アイシングが一番だそうで、温泉も、もっときっちり水風呂するんだったと、後悔しても・・・・・・・。
勉強になりました。

果たして、このNO.2を書いてる今も尚、筋肉痛です。階段下りの辛いこと。こんなに痛むのは、はるか昔の、高校時代の1年のクラブ合宿以来です。最近は、ほとんど皆無だったんですがね・・・・・・・・・・・。

続きの続きの続きです。

今日(8/18)、比良山系で、事故があったらしいと、horizonさんから心配メールをいただいた。まったく知らなかったが、まぁ、とりあえず無事帰還して、良かった、良かった。

そして、有難うT。いつもいつもお世話になります。
またの機会、楽しみにしております。またまた、ハードなコースを期待しております?