おやじの日常生活

古希もこえてしもて、年取ることに、抗いきれなくなってきてる・・・
そんなおやじ、いやジジイを取り巻く日常。

退院後初の通院-2013-8-21

2013年08月24日 | 大腸がん
今日は術後初めての病院です。



診察の前に、血液検査をして、その結果を見ての診察ということで、予約は12:30だったんですが、10時過ぎに病院へ行き、先に採血します。採血も予想通り混んでましたが、10:45には終了。待ちが長いけど、お茶を飲む気もないしで、そのまま待合で、うたた寝。




12:45頃、ようやく順番が回ってきました。


久しぶりの美人先生です。

お腹の様子を外見からと、聴診器、触診でチェックして、血液検査の結果をみながら・・・・・

特に問題なし・・・・。

これからの3年間は、3か月毎の血液検査、6か月ごとのCT検査ということになります。




食事に関しては、制限がないこと、アルコールもOKですが、ほどほどにしてくださいということ・・・・・・・。

運動に関しても別にOKですが、激しく腹筋を使うようなことはダメだそうです。=これは、一生ダメと言われました。

が、どの程度が激しく腹筋を使う運動なのかは、はっきり言ってようわかりません
女医先生も、どの程度ならOKなんて、個人で感覚的なずれに幅があり過ぎて言えない!とのこと。

たまに傷口が開くほど腹筋する人がいるそうです。(どんだけやねん


ということで、とにかく、ほどほどに何してもエエ感じなんですが、

とりあえず、飲み会参加は9月から、それもあまり飲まない


・・・・・・・

っという自己規制を設けることにします。



山については、今のお腹の調子だと。いきなりチャリとか、ハードな山歩きは不可能なんで、ぼちぼちと里山歩きから始めていこうと思ってます。
現状は、体力筋力ともに、手術前の60~70%ぐらいしかないし、多少の痛みも残ってるので、無理は当然できません。

というわけで、とりあえず、ひと段落です。


このカテゴリーの記事もひと段落、最後の方は、予想通りの駆け足(というより、手抜き)になってしまいました。
こんな、テーマやし、下手な文章やしで、ほんまに読んでくれた人、===どうもありがとうございます。

今のところは、何度も書いてるように、ステージⅠで、化学療法なしで・・・・という非常にラッキーな形となっていますが、医療にミスはつきものやし、見逃しもつきものです。先日の報道にもありましたが、大腸癌における、リンパ節への浸潤なしと判断されても、再発率は、約20%です。今の医療レベルでは見過ごされる浸潤もあるということです。また、ステージⅠでの5年生存率も90%ということです。
どちらにせよ、経過観察が必要ですし、再発や、転移が見つかる可能性も十分あります。

まぁ、皆さんも(特に自営業の方)なかなか、がん検診や、人間ドッグなどに入っての検査には、邪魔くさいこともあり、行かないとは思いますが、転ばぬ先の杖です。
通常の簡単な健康診断では、わからない病気も数々あります。
自分自身も、たまたま、大腸がんの簡易検査がタダやったことと、上司から、再診してもらえ!っという指示(後押し・環境)がなければ、診察受けなかったと思います。
それだけ、自分だけはという過信と、何かあったら・・・という怖さ(ダチョウ症候群)とがあったと思います。

そういう意味では、今回の出来事は、ほんまにラッキーとしか言いようがありません。

ほんの10日余りの入院・手術ということで、程度としては、本当に軽いものだったとは思いますが、結果が出るまでの精神的な部分、そして、軽いなりにも物理的な痛みや煩雑さ、そして経済的なこと、すべてにおいて、もっと前にわかっていたなら、内視鏡でポリープ取るだけで終わったかもしれないし・・・・・・。

身近にも、もっと重篤な方もいらっしゃるし、そのほかの方々も含め、そういう僕よりはもっと大変な思いをしておられる方々に対しては、本当に生意気なことだと自分自身は思っています、どうかお許しください。

このカテゴリーは、これで終わりということではなく、これからも折に触れて、お伝えしていこうかなとは、思っていますが・・・・・・・・(まだやるつもりなん?)

何せ、邪魔くさがり屋なんで・・・・・・


山に向けて、頑張ります。







帰りに梅田によって、少し遅めのランチタイムにしました。

久々に、ガード下の”新喜楽”で、


(どなたかの写真勝手に使ってます。ダメな場合は、速攻で削除します。)

定食(天ぷら)を食べました。
いつもは鴨鍋なんですが、ちょっとあまりにも暑さが厳しいので、鍋はやめときました。

が、

僕の後に入ってきた人たちが立て続けに。鴨鍋注文してたのを見て、「やっぱ、鴨鍋やったなぁ~
っと、悔やむことしきり・・・・・・


・・・・・・・・










退院後。

2013年08月24日 | 大腸がん
ということで、初めての入院生活が、今思えば、あっという間に終了しました。
しかしながら退院したからと言って、元気ハツラツ、即、仕事復帰というわけでは当然ありません。まだまだ、お腹の調子は良くないし、傷の痛みも、よくなったとはいえ、まだまだ、ズキズキ、ピリピリ、ジクジク、キリキリ、と痛むし、重いものを持てるレベルでもありません。まして、山歩きや、チャリなんて、とんでもない状態です。
退院時の荷物を持った時でさえ、お腹の傷が痛くて、持てなかったほどですから・・・・・・。


退院後については、

初日(あくる日)に、近所のイオンまで、片道20分(普段は、15分)かけてお散歩、さすがに疲れて、ベンチで休憩を余儀なくされて・・・・・。(第一線を退かれた先輩諸氏の仲間入りをしました。)

予想以上に体力落ちてます。

お腹は、傷口の痛みとともに、常に張り感があり、痛み(張りに伴う)が取れませんでした。痛み半分+息苦しさ半分かもしれません
この張り感が取れるまでに、5日間ほどかかりました。(完全になくなったわけではありませんが・・)
やはり、まだスムーズにガスが出ないことと、便が一定して出ないということで、腸の動きが不規則+不十分なんだと思います。
ガスがバンバン出るようになると、便もスムーズに出るようになりお腹の調子も良くなります。
いわゆる、便秘状態?(=いままで、便秘になったことないので、わかりませんが・・・・)

そして、傷口の痛みは、少しづつ良くはなっているのですが、腹筋使うようなことはまだまだ怖いし、あまり無理はできません。
当分は、負荷の少ないWALKINNGになりそうです。
山歩き(里山散歩程度)できるのは、8/末ぐらいか9月入ってからになると思います。)
やはり、とっさの動きに対応できるかどうかの不安が・・・・・・・。







WALKINNGのについては、2日目に1時間弱そして、職場復帰(8/16)前には、距離にして約6.5kmほどを歩けるようになりましたが、感覚的には、歩けるのですが、筋力不足は否めません。
階段歩きなどを取り入れて、少しずつでも軽いスクワットなどしないと戻らないでしょうが、なかなか出来そうもありません。
やっぱり、実際に山へ入るとかしての方がエエかもしれません・・・・・・。

まぁ、”ぼちぼち”始めます。



今現在、職場復帰していますが、お腹の張りて、痛みが出たり、傷口が時々傷んだりで、そう簡単には、元には戻りません。(まだ1か月たってないので、当たり前や!っと言う話も・・・・・)

体力回復とは思うのですが、さすがにこの暑さ、なかなかWALKINGもままならない状況です。

この暑さ、何とかして欲しいわ




抜糸、そして、退院 2013-8-3~8-6

2013年08月23日 | 大腸がん
8/3に抜糸が決定し、8/5に抜糸することになりました。
同時に抜糸後は、いつ退院してもOKということで、退院も8/6に決定です。

抜糸決定の日からは、食事もようやくお粥からは脱皮して、普通食になりました。(これは、8/3の朝食です。)



このころになると、看護婦さんもほとんどやってこずに、放ったらかし状態です。

お通じも、すでに血便はでなくなり、便秘気味ではあるけれど、適当に出てきます。ただ、お腹の張り感は、なかなか取れません。

シャワーもできるし、食事も普通やし、後は痛みと体力回復のみ・・・・・・・・・。

とは言っても、まだまだ、お腹の方は、痛みが残っているわけやし、歩く距離も伸びてはいるものの、術前に戻ったわけでもないので・・・・・・・。

閑な閑な、土日を過ごします。



そして、8/5朝、担当医の女医さんが来て、抜糸。(とはいうものの、糸ではなく、ホッチキスの針です。)

簡単なものです。


その後、

病院内をうろうろして過ごしますが、閑です。

午後から、事務の女の子が来て、おおよその入院費を教えてくれます。

あらかじめ、高額医療の手続きをしてあったので、保険組合負担分は、差し引かれてありますが、僕の場合は、入院が7月、8月と2か月にまたがったために、少し損(?)です。



そして、退院当日がやってきます。

朝、ロッカーなどを整理して、バッグに詰め込み準備完了。

朝食後、ほどなくして、事務からの請求書が届き、支払いを済ませます。

看護婦の方が、今後のスケジュールなどの確認とロキソニンを手渡ししてくれて、予定終了です。

もうやること何もありません。

ナースステーションへ行って、主治医や担当医の方々の動向をチェックすると、午前中は、忙しいし、どこにいるかわかりませんとのことで、先生方へのご挨拶は、あきらめて、デイルームで、お迎えを待ちます。

最後に、ナースの方々にお礼を言って、病棟を後にします。


ナースの方々、そして、主治医、担当医の皆さん、こんな無愛想なジジイの面倒見ていただき、ありがとうございました。


・・・・・・・

今回の手術に当たり、主治医(執刀医)の明るすぎる先生、担当医(次回からは主治医)の”サバサバ”っとした美人女医先生、真面目で丁寧なひげ面のお兄ちゃん先生(研修医?)、この3人の先生方にお世話になりました。
3人とも、変に威張ったところもなく、感じの良い先生たちでした。(医者としてのレベルはわかりませんが・・・)

また、看護士さんたちも、日替わり定食のように、変わるのですが、いろいろタイプはありますが、それぞれに楽しく、優しい人たちでした。

もう一度、ほんまに有難うございます。

(まぁ、このブログ見てる人はいないだろうから、伝わらないでしょうけどね




というわけで、娑婆に戻りました。

この日は、退院だけで疲れてしまって・・・・・・・・















術後 4日目(8/2) 朗報!?

2013年08月21日 | 大腸がん
早朝、窓から外の風景を眺めていると、またもや便意を・・・・・・・・。

前回よりは、マシになりましたが、またもや血便です。
ナースコールしますが、来てくれたのは別の看護婦で、前回との比較ができません。前回の説明をして・・・・・・・
次回も呼んでほしいということです。

朝食も済んで(5分粥です。)

リハビリWALKING、ゆっくりですが、廊下をうろうろします。
まだ、地下にあるコンビニなどへ行く勇気はありませんが、かなり歩けるようになってきました。

調子に乗って、距離を伸ばすとお腹が痛くなってきて、ちょっと休憩。


お昼ご飯後にまた、便意です。

今度は、若干の血が混じる程度でした。ちょうど廊下で、僕の名前を呼ぶ声とどこかで聞いた声が聞こえたので、ナースコールもせずにトイレを出ると、会社の上司が・・・・・・・。


デイルームでしばらくお話、会社のことは心配せんとゆっくり休めということ、エエ会社とエエ上司です。


15分ほど話して、帰って行かれました。

午前中の、WALKINGの無理もあって、少し疲れました。


その後、

待ちに待った、病理検査の結果が判明です。(思ったより早くびっくり

担当の女医さんがやってきて、手術前に頂いた書類を前に検査結果を説明していただきました。



黒のボールペン跡(ブルー文字)が術前に説明を受けた時のもので、ステージⅡ or Ⅲということでしたが、今回は、各項目が赤丸通りの結果で、最終的にステージⅠということです。

思ったよりも、がんの広がりも深くなく、リンパ節への転移もなかったということでした。
よって、化学療法もなしで、経過観察していきます。というお話。

もう一度、

「これ、最終結論と思っていいのですね?」
と確認すると、

美人女医さん、笑って、
「何回も舐めるようにチェックしました。」




いやぁ~、ほんまに良かった  

ステージⅢの覚悟はしていたので・・・・・・・

この時ばかりは、もともと美人女医さんですが、天使のように  


・・・・・・・・

とりあえず、嫁ハンにメール入れて・・・・・・


ほどなくして、嫁ハンも到着。

嫁ハンに書類を手に詳しく説明して・・・・・・。

個室ではないので、大声で喜べませんでしたが・・・・・・・・

で、祝杯したいところですが・・・・・・・・。

とは言っても、再発する可能性は十分あるし、なにしろ5年生存率は、90%と言えども、10%は死んでるわけで・・・・・・

経過観察しながら、しっかりと向き合っていかねばなりません。



まぁ、とにかくは、化学療法をしないでいいだけでも、ラッキーでした。