晴れ。朝は雨だった模様。
高田明典「現代思想のコミュニケーション的展開」を読む。
親切な作りになっているけれど
個人的な「アンテナ」にはあまりピンと来なかった。
著者が真面目に勉強している「いい人」だということはわかる。
ただしそこに「刺激」がないのがやや残念。
もっともいつも通りにこちらの感度が低いことも考えられるので
とりあえず「ご縁」がなかったという解釈をしておく。
知らない固有名詞の中では「アーペル」という人が少し気になったので
機会があれば読んでみることにしたい。
ただひとつだけ面白いのは
結局コミュニケーションにおいてはやはり「受容」の割合が相当大きいらしいこと。
要は「発信の文脈」をある程度共有してくれる相手でないと。
さらにはそうした人々が基本的に「善意と誠実さの持ち主」であることが望ましいのだとしたら。
「完全な理解」などないからこそ人は「理解」を求めるものだというのはわからなくもない。
とはいえそれほど相手に興味を持てるかどうかが微妙なところで。
むしろよくあるのは「安易な拒絶」で
そうした「対象」を見つけて互いに確認することで「仲間意識」を高めるのがありふれた「貧しさ」。
出来れば互いの「面白さ」で結び付きたいもの。
意見の違いも「敵ながらあっぱれ」なら十分に受け止められる。
そのためには「本当にいいもの」を見分けられる力が必要。
個人個人の「眼力」が試されるのでご用心ご用心。
高田明典「現代思想のコミュニケーション的展開」を読む。
親切な作りになっているけれど
個人的な「アンテナ」にはあまりピンと来なかった。
著者が真面目に勉強している「いい人」だということはわかる。
ただしそこに「刺激」がないのがやや残念。
もっともいつも通りにこちらの感度が低いことも考えられるので
とりあえず「ご縁」がなかったという解釈をしておく。
知らない固有名詞の中では「アーペル」という人が少し気になったので
機会があれば読んでみることにしたい。
ただひとつだけ面白いのは
結局コミュニケーションにおいてはやはり「受容」の割合が相当大きいらしいこと。
要は「発信の文脈」をある程度共有してくれる相手でないと。
さらにはそうした人々が基本的に「善意と誠実さの持ち主」であることが望ましいのだとしたら。
「完全な理解」などないからこそ人は「理解」を求めるものだというのはわからなくもない。
とはいえそれほど相手に興味を持てるかどうかが微妙なところで。
むしろよくあるのは「安易な拒絶」で
そうした「対象」を見つけて互いに確認することで「仲間意識」を高めるのがありふれた「貧しさ」。
出来れば互いの「面白さ」で結び付きたいもの。
意見の違いも「敵ながらあっぱれ」なら十分に受け止められる。
そのためには「本当にいいもの」を見分けられる力が必要。
個人個人の「眼力」が試されるのでご用心ご用心。
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