雨ときどきくもり。パラパラ降る。
緒方四十郎「円と日銀 セントラル・バンカーの回想」を読む。
「リヴァイアサン」の合間にちょいと。
正直言って内容に関してはほぼお手上げ。
著者の判断に対する評価はこちらの不勉強ゆえできない。
「素人」にはやや難しすぎたか。
ただごく普通に海外の人々と付き合っている姿は好ましいけれど。
著者は朝日新聞や自由党にいた緒方竹虎の三男らしく
国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子の夫でもあるとのこと。
おそらく現在の日銀にはあれこれ思うところがあると予想されるので
「セントラル・バンカー」としてその評価を聞いてみたいところ。
そもそも「経済」とは「経世済民=世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと」なはず。
いたずらに自らの「利益」のみを求める輩が跳梁跋扈していいはずはない。
唐突だが著者の名前に引っかければ
黒澤明の「用心棒」「椿三十郎」を思い出す。
それらの作品における主人公のように
痛快に斬り爽やかに去る人物があやしい「経済」の世界にも必要なのかもしれない。
もちろん映画の主人公は「フィクション」ではあるし
そうした人物が「実在」しないからこそ望まれるのだということはわかる。
とはいえ人は「どうしようもない『現実』」のみに生きず
「実現すべき理想」を抱えて生きるものでもある。
所詮「経済」が「幻想」であるのなら
「楽しい夢」を見るのがよろしいかと思われるが如何。
緒方四十郎「円と日銀 セントラル・バンカーの回想」を読む。
「リヴァイアサン」の合間にちょいと。
正直言って内容に関してはほぼお手上げ。
著者の判断に対する評価はこちらの不勉強ゆえできない。
「素人」にはやや難しすぎたか。
ただごく普通に海外の人々と付き合っている姿は好ましいけれど。
著者は朝日新聞や自由党にいた緒方竹虎の三男らしく
国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子の夫でもあるとのこと。
おそらく現在の日銀にはあれこれ思うところがあると予想されるので
「セントラル・バンカー」としてその評価を聞いてみたいところ。
そもそも「経済」とは「経世済民=世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと」なはず。
いたずらに自らの「利益」のみを求める輩が跳梁跋扈していいはずはない。
唐突だが著者の名前に引っかければ
黒澤明の「用心棒」「椿三十郎」を思い出す。
それらの作品における主人公のように
痛快に斬り爽やかに去る人物があやしい「経済」の世界にも必要なのかもしれない。
もちろん映画の主人公は「フィクション」ではあるし
そうした人物が「実在」しないからこそ望まれるのだということはわかる。
とはいえ人は「どうしようもない『現実』」のみに生きず
「実現すべき理想」を抱えて生きるものでもある。
所詮「経済」が「幻想」であるのなら
「楽しい夢」を見るのがよろしいかと思われるが如何。