退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「灯台」について

2012-01-19 03:37:55 | Weblog
晴れ。やや暖かい。

井庭崇編著「社会システム理論」を読む。

宮台真司・熊坂賢次・公文俊平ら世代の異なる社会学者との対談と
新たな「リアリティ」の捉え方について。

それぞれ著者と一回り二回り三回り年齢の違う相手を用意することで
「重層的な理解」を狙った模様。

ルーマンについてのわかりやすい「解説」があるので
それを知るだけでもちょいと「お得」。

「刺激的」だったのは宮台真司で
「人を見て法を説け」を地で行っているのになるほど。

あらためて「懐の深さ」を知った次第。
「師匠」小室直樹ゆずりというべきか。

編著者の興味は「コンピューターによる思考の拡大」と「中間層の知的底上げ」。
「原理」にこだわりつつ社会の解析ツールを「自分たちでつくること」の大切さを説いている。

東浩紀と交わったら面白そうだけれど
すでにそうなっているのかもしれないので「余計なお世話」かも。

さて。

母親が安田祥子・由紀さおり姉妹が童謡を中心に歌ったCDを買っていた。
仕事前に少しだけ聞く。

確かな歌唱力に裏打ちされた歌の数々は
姉のハイトーンと妹の少し甘い声、きれいなハーモニーが「鎮静作用」のあるハーブティーのよう。

木下恵介の映画「喜びも悲しみも幾年月」の主題歌も流れてきて
「誰が歌ってたんだっけ」というので「若山彰」と答える。

「佐田啓二と高峰秀子が主演で確か菅井きんも出ていた」とおぼろげな記憶を伝えたものの
定かではないので詳細はよろしく。
コメント
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