グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

Gisキー

2009-09-07 00:00:39 | 音楽活動
霧のち
フルートメーカーの技術者が来道し、年一回の無料調整が一昨日札幌であった。
楽器の狂いに知らず知らず合わせて吹いている場合もあるので、念のため毎年見て頂いている。
今回は殆ど狂いがなく、さっとオイルをさしてから、その技術者はサラサラと吹かれて「綺麗な音が出てますね」と仰ってくださった。この楽器を購入して1年目の時には「もっと吹いて良い響きを作ってください」と言われ、3年経ってようやくOKが出たようで嬉しかった。いくら良い楽器でも鍛えないとダメなのだ。
このメーカーの技術者は皆さん上手なフルート吹き。だからこちらの言葉足らずの状態説明や要望も直ぐに理解してくれるので、とても信頼している。

誉められた私はちょっと気を良くして(単純です)この4年間ずっと気になっているGisキー(左手小指)の位置を直したいと思っていることを告げると、
今、この場で簡単に直せると!!
な~んだ、そうだったの!メーカー送りにしなければならないと思いこみ、保険をかけてない楽器を送ることをためらっていたのに。
1週間吹いてないスカスカ状態で恥ずかしかったけれど、直し加減を吹いて動かして確かめ、もう少しという位置で、取り敢えず1年様子を見ることに。

小指というのは大抵の楽器で演奏に大きな影響を与える重要な存在だと思う。
フルートの場合もそうで、しかも手の大きさ、指の長さ、手首の角度、癖などによって相応しい位置が変わってくる、デリケートなキー。

このキーはGis(As),Dis(Es)を担う。
今、取り組んでいる定期演奏会の曲はこれらの音がやたらと出てきて、何故か練習する気にならないのはもしかしてこのキーのせいだったかも。(な~んて、楽器のせいにして)
よ~し、これから練習がちょっと楽しくなる(はずだ)ぞ~!

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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