沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

読書習慣(?)

2010年06月03日 | 日々、つれづれ
寝床に入ってから、1時間ほど本を読むのが長年の習慣になっています。
眠りに入る儀式のようなものかなぁ。
はははっ、儀式だなんてちょっとオーバーだね

よほど手許に残しておきたい作品は別として、
本はなるべく買わないようにしています。
収納場所も狭いし、私の読むペースだと、家計への負担も大きいので
文庫本はともかく、単行本はけっこうなお値段ですもの。
そんなわけで、もっぱら図書館を利用しています。

最近読んだ本の中で面白かったのが、小川 糸 さんの『食堂かたつむり』。
図書館でばったり出会った一冊です。





倫子(主人公) は "食" をとても大切に考えている女性で、
経営する『食堂かたつむり』では、一日に一組だけしかお客さんを迎えません。
おもてなしが最優先だからです。
食べに来てくれる人の幸せを願い、ひたすら腕を揮います
心に深い傷を負っている倫子は、そうすることで自身も癒されて・・・。

小川さんの作品を初めて読みましたが、
ほっこりした余韻に包まれました。
詩人でもある彼女ならではのユニークな表現も、
あちらこちらに散りばめられています。

命あるものに感謝し、余すところなくいただく・・・。
それが食材への思いやりだし、食べる人の幸せに繋がるんですね。
やっぱり料理って "技より心" だったんだわ!
でも、おいしいに越したことはないよね~



もう一冊は、湊かなえさんの『Nのために』。
湊さんの作品は『告白』、『贖罪』と、続けて読んでみましたが、私にはちょっと
と言いつつ、好奇心がムクムクっと頭をもたげて来るんです

コメントはごめんなさ~い

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