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沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

心にしみる一杯

2014年01月02日 | クッキング(魚介類)

明けましておめでとうございます

2014年、新しい年の幕開けです。

 みな様にとってよりよい年になりますように、

そして穏やかな一年でありますように、心よりお祈りいたします。

今年もよろしくお願いいたしますm(__)m

 


新年早々食べ物の話で恐縮ですが、

昨年「和食」がユネスコの無形文化遺産に認定されました。

その「和食」ですが、なにも特別なものではなく、一汁三菜というのでしょうか、

私たちが子供の頃から親しんできた、普通の家庭料理なんですね。

旬の食材を活かした献立や、古くから伝わる郷土料理の数々、

器や盛りつけの美しさに加え、栄養のバランスの良さなどが評価されたそうです。

さらに、年中行事との密接な関わり、というのもあるようです。


だからというわけではありませんが、

今年も「くじら汁」で新年を迎えました


くじら汁は日本各地で広く作られているそうですが、

義母が育った松前町では、とりわけお正月のハレの料理として

欠かせないものだったようです。

義母がまだ元気だった頃、お正月に帰省すると

このくじら汁を振る舞ってくれました。

大鍋にいっぱい作り、三が日温めかえしては、

繰り返し食べた記憶があります。

 

くじら汁ってどんな味がするの?

と、訊かれたらどう表現しましょうか。

簡単に言えば、けんちん汁のようなものなのですが、

くじらから出るダシは、魚の味とは違うし、牛や豚とは程遠く・・・。

う~~ん、あれは海獣独特の旨味なのかなぁ、

深~~い潮の味が具材に染みて、独特の味を醸し出しているというか・・。

やっぱり曖昧な説明になってしまいました 


くじら汁は義母との思い出の一つで、心にしみる一杯です


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