Telephone(テレフォン)
春になると、新緑の中を目を細めながら知らず知らずに口ずさんでいる歌がある。
フィンガーファイブの 「恋のダイヤル6700」。
卒業シーズンの歌だが、私の中では春の歌で、まだオン・シーズン。
リンリンリリン、リンリリリリン…という軽快なリズムは、暖かな陽気にピッタリ。
「ハロー、ダーリン」と呼びかけた電話はどんな電話か?
私のイメージにぴったりの電話をNYで見つけた。
薄暗い無機質な、声の響きそうな長い廊下に取り付けられた電話。
壊れていないか確かめて、電話と電話の間に身をひそめる様にして、
やけに大きく響く、電話の呼び出し音…
声が響かないように、受話器を手で覆うようにして、呼びかける。
「ハロー、ダーリン」
もっとも、この電話はとてもきれいで、壊れている気配はなかった。
明るいオレンジの壁にマッチした、公衆電話。とてもファッショナブル。
好きなあの人にかける、恋の電話は、携帯よりも、公衆電話の方が絵になる。[a]
まさに遠くから聞こえてくる声。
今ではネットで映像会話がなんて出来てしまう便利な時代になりましたが、未だに電話線を伝わって声が聞けるというシステムが理解できない私です(笑)
私がtelephoneで思い出す歌は、大好きなΜιχάλης Χατζηγιάννηςの『Αν μου τηλεφωνούσες(もし君が電話をくれたら)』(直訳ですみません)という、ちょっと切ない歌。
http://www.youtube.com/watch?v=aiP7mYI4ULg&feature=related
友人と喧嘩をした時に、自分からは電話をかけて謝れなくて、鳴りもしない電話をじっと見つめて相手が電話をかけてくれるのを待っている自分を懐かしく思い出したりします。
今はメールで一言『ごめんね』で済んでしまうから楽ですよね(笑)
さらさが喜びそうなコメントありがとうございます。
いや~本と不思議!やっぱり電話。それも固定電話ですよね。
タヌ子さんの姿が目に浮かびますよ。
メールの「ごめんね」楽ですが、気持ちはなかなかね~(笑)
喜んでいます(笑)
ギリシャ語の電話の時に書かなかったことだったので、こうやってコメント欄で取り上げてもらえるとまた話題が広がりますよね。
私もΜηχαληςのこの歌、大好き。彼のCDは時々、聴いています。
落ち着いた、美しい声の歌手ですね。
タヌ子さんご自身のストーリーにも心が温かくなりました。私は自分からバッと電話をかけてしまう(つまり喧嘩の状態でいるのが我慢できない性格・笑)タイプなので。
曲調がイタリアンポップス、スパニッシュポップスぽくて私好みです。同じ歌のコンサート動画を見ると、
http://www.youtube.com/watch?v=ax_3fZudsC0&feature=related
歌う姿もなかなかいいですね。
碧さん、そういえば私、プライベートで電話の相手に「ハロー、ダーリン」って英語で言ったことないな。ハハハハッ!
ギリシャの電話続編お願いしますね。
速攻メールは得意ですが。
今もかけられない電話が何本かたまっています。
ついつい手紙になって、さっき「ま~よくあんなに長い手紙、手書きでかけるわね!」と電話をもらいました…
私にとっては、便箋10枚くらいの手紙を下書き含めて30枚分くらい書くほうが電話よりも楽です。
アハハハハハ!!
日本語ではあるとか?(笑)
「いとしい人よ」なんて。
イタリア語ではどうでしょう?
いつか私が言ってあげますわ!でも、私、電話がかけられないの!!(↑mitraへのコメント参照)(爆)
彼はアテネオリンピックの時にCMにも使われたこの歌が大ヒットしたみたいです。http://www.youtube.com/watch?v=hnmTAmXHwBU
閉会式の時にも来て歌っていましたよ。若いし、かっこいいですよね(笑)