ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

アットホームふじた職員×ピッコロ劇団合同公演

2013年03月24日 | ピッコロ劇団

3月20日、地元の老人ホーム「アットホームふじた」で、ピッコロ劇団員と施設職員の皆さんとが共演し、オリジナル作品「夜来香(イエライシャン)」を上演しました。
毎年、入居されている方から大好評で今年で4回目。
出演した劇団員の感想をご紹介します。


■風太郎(作・演出・弁士役)


早いもので、「アットホームふじた」での公演ももう4年目。
1年目は、大衆演劇っぽい人情もの「番場の忠太郎」
2年目は、落語もお好きかなと、「井戸の茶碗」と「皿屋敷」をお芝居に。
3年目は、泣ける話をしたいなと、さねとうあきら作「べっかんこおに」をやりました。

今回は、おじいちゃん、おばあちゃんの青春時代を振り返ってもらえる作品を創りました。
ミュージカルにしたくて、その頃の曲を色々と調べている内に、お話が出来ました。
選んだ曲は、私の母親(84歳)がよく口ずさんでいた曲でもあります。

お芝居作りには毎回「アットホームふじた」の方々にも参加して頂き楽しい限りです。
参加した劇団員も、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔を見て喜んでおります。

どんな仕事でもそうですが、一番の仕事をする喜びは、皆さんに喜んで頂くことだと思います。
今後も、笑えたり、泣けたり、考えさせられたり、楽しめるお芝居を上演していければと思います。
次回は「水戸黄門」みたいな感じで、爆笑時代劇をやろうかなと、気の早いことに今から考えております(^0^)

■橘 義(絵本作家を目指すたっちゃん役)

私は今回初参加でした。
「アットホームふじた」での公演も観たことがなかったので、どうなるのかとワクワクしながら上演を迎えました。
今回のお芝居は、たっちゃんという絵本作家を目指している青年の役。
初めて本名と役名が同じ役で少し気恥ずかしかったのですが、当日は温かい雰囲気の中、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。

■吉江麻樹(李香蘭役)


李香蘭役で出演させていただきました。
芝居中で役者が歌を唄うたび、客席のお客様たちが懐かしむように一緒に口ずさんでいらしたのが印象的でした。
劇場まで足をお運びいただけないお客様たちに、このようなかたちでご覧いただけて幸せです!

■政香里沙(川島芳子役)

貴重な体験をありがとうございました。
入所者の皆様の楽しそうなお顔が見れたことがなによりの宝物になりました。

ピッコロ劇団では、公演はもちろん、朗読・読み聞かせ、演技指導…などなど、地域にお芝居の魅力をお届しています。
私の施設でもやってみたい!と思われる方は、是非、ピッコロ劇団にお声かけください。
ピッコロ劇団 06-6426-8088 

劇団部 重金


最新の画像もっと見る