1月8日、職員・劇団員で阪神・淡路大震災について学ぶ勉強会を行いました。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から、まもなく25年。ピッコロシアターにとって、また震災の前年に設立したばかりのピッコロ劇団にとって、非常に大きな出来事でした。
今回の勉強会は、25年を機に、当時からいる職員・劇団員の話を聞くことで記憶を共有し、阪神・淡路大震災について、また公立劇場・劇団の役割について、あらためて考えることを目的に企画しました。
まず、被害の様子や、ピッコロ劇団が地震発生翌月から行った被災地激励活動と、秋浜悟史ピッコロ劇団代表(当時)のインタビュー映像を見て、その後、当時から在籍する職員、劇団員の木全晶子、孫高宏、平井久美子、森好文から話を聞きました。
それぞれの立場からリアルな話を聞くことができ、有意義な時間となりました。
また、会場には震災関連の資料を並べました。
ピッコロシアターの資料室には震災関連の書籍が多数あります。
災害の絶えないこの国で、地域のために劇場・劇団がどのような役割を果たしていくべきなのか、これからも皆で考えていきたいと思います。
劇団部 新倉