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ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

シェイクスピアのたくらみを見通した喜志哲雄氏のたくらみ

2015年01月24日 | ピッコロ劇団

2月20日(金)から兵庫県立芸術文化センターにて兵庫県立ピッコロ劇団第51回公演 ピッコロシアタープロデュース「マクベス」を上演致します。

上演に向け、年明け1月7日から稽古が始まり、1週間が過ぎました。

稽古場から漏れ聞こえるのは、「台詞が難しい…」という言葉。

今回の上演では、W.シェイクスピアの書いた作品を、喜志哲雄氏に翻訳していただき台本としています。

喜志氏の台本を手にみな悪戦苦闘している様子です。

少し目を通すと、シェイクスピアを知り尽くした喜志氏だからこそ出来るものだと納得のもので、端切れが良く、隅々まで無駄がなく、それでいてシェイクスピアの格調高さを残しているとてもすばらしい訳です。

普段ならば、台本は役者とスタッフのもの。
出版されなければ、一般のお客様にはなかなかご覧いただけないもの。

ところが今回は、演劇誌「悲劇喜劇」2015年1月号に掲載され、皆様にもご覧似ただけます!!

ピッコロシアター事務所カウンターや公演当日の会場でも販売致します。
読み物としても十分面白いものになっております。
ご観劇と合せて、ぜひお買い求めください。

今年は未年!ということで羊の表紙が目印です。1冊1,337円。