ピッコロシアター資料室では、岸田國士戯曲賞作品を収集しています。
下記の写真は、先月購入した14冊です。
入手困難な本もありますが、これから順次揃えていく予定です。
資料室担当:高橋
ピッコロシアター資料室では、岸田國士戯曲賞作品を収集しています。
下記の写真は、先月購入した14冊です。
入手困難な本もありますが、これから順次揃えていく予定です。
資料室担当:高橋
平成25年度(第68回)文化庁芸術祭賞が
本日25日付で、文化庁から発表され、
今年10月にピッコロシアターで上演した
ピッコロ劇団第47回公演
「間違いの喜劇~現夢也双子戯劇(うつつはゆめふたごのたわむれ)~」が、
〈演劇部門〉で優秀賞を受賞いたしました。
〈受賞理由〉
シェイクスピア初期の笑劇を、喜志哲雄が江戸時代の瀬戸内へ設定を移し、
たおやかな上方言葉に翻案した。
近松の世話物を彷彿とさせるものの、劇はアップテンポで軽やかに疾走し、
俳優は和洋折衷の衣装で躍動する。
原作の本質を誠実に伝えながら、かつてないシェイクスピア劇の世界が造形されたことに目を見張った。
関係各位、ご鑑賞くださいました皆様に厚くお礼申し上げます。
今後ともご支援よろしくお願い申し上げます。
ピッコロシアター資料室には、戯曲だけではなく舞台装置や音響・照明等舞台技術に関する本もたくさんあります。今回はその中から、『河童が語る舞台裏おもて』妹尾河童/著(平凡社)をご紹介します。
まず、目次をみてみましょう。「回り舞台は日本が元祖」「舞台を動かしたレオナルド」「舞台監督は忍者のごとく」「闇も創る舞台照明」…これだけでなんだか面白そうではありませんか?
少し内容をお話ししますと、舞台装置について、長野県に現存する日本最古の回り舞台(実は世界最古の回り舞台!)からレオナルド・ザ・ヴィンチが考案した舞台装置まで、様々な試みが紹介されています。いかに昔の人が新しい舞台機構を作ることに情熱を注いでいたのかがわかります。
この本は素敵な舞台写真やデザイン画も満載で、舞台に関わる人でなくても、大変楽しめる内容になっています。ほんの少し、舞台裏をのぞいてみませんか。
資料室担当:高橋