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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

かつじゃぎょく

2013年04月03日 | 芸術

 

仙台市博物館で開催されている、ジョープライスコレクション「若冲が来てくれました」の紹介をBSでやっているのを見たのだが、若冲に関してはもう言わずもがな。それより、若冲以外でびっくりしたものがあった。それは葛蛇玉(かつじゃぎょく)の「雪中松に兎.梅に鴉図屏風」という絵だ。この作者の名前も初めてで(見たかもしれないが覚えていなかった、というのも京都でやった若冲展では展示されていたらしいのだ、多分若冲のものと思って見ていたのかと思う)。テレビを通してもその迫力は伝わってくるし、画力もあり、ポロックより200年近く前(1700年代)にアクションペインティングだ。今更ながら当時の日本の絵師の先鋭性と芸術性の高さに感服した。葛蛇玉、記憶すべき絵師である。

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