ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

闇の中の怪しい人間

2012年07月17日 | 生き物 自然

 

昨日に引き続きまたまたトンボ(今が発生のピークなので)。夜の11時過ぎ、諏訪湖のオオヤマトンボを見たく、去年羽化殻が大量にあったある川の河口周辺を調査。近辺にはホテルなどがあり、完全な闇の世界ではないが、川面は真っ暗だ。そこは諏訪湖との合流地点でもあるので、川というより湖といった方が近いかもしれない。

ある地点で早速羽化しているトンボを発見。ウチワヤンマだ。LEDライトで照らして写真を撮ろうとごちゃごちゃやってると、突然対岸の闇の中から声がする。始めは橋の上の通行人が何か言ってるのかと思ったが、もう一度同じことを言っている。どうもこちらに向けて何か言いたいようなのだ。ライトで確認すると、それは釣り人で、こちらのライトがまぶしいということであった。丁度水平にしたライトが釣り人を直撃したらしい。それにしても、こんな夜にこんな所で釣りをする人間がいるのかと少々びっくりした。もっと驚いたのは、何をやってるのか分からない怪しい人間にいきなり照らされた釣り人のほうだと思うが、どっちもどっちだろう。怪しさから言えば、こっちの方か。自分でも一体何をやってるんだと思わないわけではない。何かいるの?と当然気になる釣り人は聞いてきた。トンボが、とこちらも当然のこと答えた。これで向こうも一安心。

ウチワヤンマ。昨日のメガネサナエに較べると頭がでかいこと。実際大きさは(体積)倍以上ある。

 

そして目的のオオヤマトンボも発見。既にこの状態だった。

今朝は今朝で、裏の細流(用水路)で今年二番目のオニヤンマが羽化していた。

 

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