このところ毎日空を見上げては赤とんぼの数を確認しているのだが、相変わらず少ない状態が続いている。この時期、庭の木には必ず五六頭は止まっているのだが、今年はそれも一二頭ほど。単純に例年の三分の一、と言ってしまうのは早計だと思うが、果たしてこの先どうなるか。
就任早々また大臣(宗兄弟に似ている)が辞任した。国民は呆れる一方、とマスコミは嬉しそうに報じるだろうが、そもそも、あの言動は辞任するほどのものなのかと根本的なところでは思う(軽率ではあるが)。どう見ても、マスコミが煽って大問題の如く印象付けているようにしか見えない。日本のマスコミは全てがタブロイド版か、とこの手の報道を見るといつも思う。自民党は自民党で嬉しそうに、これは大問題だと騒いで相変わらずの駄目党振りを発揮している(立場が変われば民主党も同じようなことをするだろうが)。マスコミは、こんな所で騒がず、例えば東電と政治家のズブズブ関係とか(小沢問題もどうでもいいこと)、他に追求すべきことがあるだろうにと思うが、ジャーナリスティックな精神を忘れたマスコミにそれを望むのは酷と言うものである。