ある会のために使うオードブル用のお惣菜を、「クチーナにし村」で買うために松本に行った。土曜の夜の松本は飲み客が多く、普段見ている顔とはがらっと変わる。基本的に人の数が違う。ちょっと都会の繁華街のような匂いがある。こういうのはずいぶん久しぶりな気がする。ビオトープの世界とは対極である。今や興味が花鳥風月となってしまってるので戸惑いすら感じる(ちょっと大袈裟)。
ついでに「クチーナにし村」で、時間調整をかねて(車が信頼できないので電車で行った)軽く何か食べていこうかと思っていたが、店は曜日と時間帯でそれどころではなかった。そこで、これも久しぶりだが「クリヨードヴァン」に行く。気温的にはテラスでも大丈夫そうだ。予定通りテラスにてバベットステーキをグラスワインとともに食す。ドアも開放していて気分はやはり「夜のカフェテラス」だった(相変わらず近くの信号の「とおりゃんせ」は聞こえてくるが)。初めは他にテラス客はいなかったが、その後つられて一組座った。誰もいないと、なかなか座ろうとしないのがテラス席である。
予定通りここで時間調整して、電車の時刻にあわせ9時前に店に行くと、殆どの客はまだいて忙しそうだったが、頼んだものを手にして、保冷財もばっちりに駅に向かった。地元の会に使うには質が高いが、オードブルと言う名の不味くて食べるものがないいつものものより、少々高くても美味くて質が高いものの方が良いに決まってる、と係りとして思ったのだ。