ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

春の山

2011年06月19日 | 生き物 自然

 

昨日はヤゴ三号に続いて四号も羽化していた。手前の三号ばかりに目が行って、その後ろの四号には気付かなかったようだ。抜け殻だけが残っていた。

この時期山方面は、「エゾハルゼミ」の大合唱がうるさいくらいに聞こえる。鳴き方は、「ヒグラシ」をだみ声にしたような感じで、たまにカエルのような鳴き声を合いの手の如く入れる。だからヒグラシと違って、涼しげなある種の風情を感じさせるような鳴き声ではない。しかし、この時期の風物詩ではある。道の脇の草むらでは、何匹もの新鮮な「エゾハルゼミ」がぶらさがっていた。

 

 

そして中には、こんなものも。すでにミイラ状態、黴かなにかでやられたのだろうか(クリック注意)。

 

 

山の季節はまだ春である。早蕨。この言葉を聞くと、何故か「あつめて早し最上川と」と続けたくなるが、あれは五月雨だった。早蕨、五月雨、、、、近い。早蕨の方は「垂水の上の早蕨の萌え出ずる春になりにけるかも」となるのだが、その前がいつも思い出せない。正解は石ばしると書いていわばしる、なかなか思い出せなかった訳だ、そもそも覚えてなかったのだから。

 

 

そして、一際目を引いたのがこの集団。どうやら「ジュウジナガカメムシ」という種類のようだ。カメムシ類はよく集団でいて、しかもそのポップな柄、どうしたって注目したくなる。「へっぴりむし」と蔑まれることも多いが、その柄は魅力的で要注目や(クリック注意)。

 

 

こっちは種類は判らない。

 

 

早春の虫「ビロードツリアブ」も、まだいたか。

 

 

 

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