ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

定点観測記

2011年06月09日 | 生き物 自然

 

天気も良く、定点観測に出かける。まずは「オオルリボシ池」。やっとトンボの姿も見られるようになったが、その殆どはこの「シオヤトンボ」。典型的なこの時期のトンボである。以前はこの手のもは全て「シオカラトンボ」だと思っていた。これはシオカラトンボに比べて扁平なのと、ちょっと小ぶりという違いがある。

 

 

その他で多かったのは「ホソミオツネントンボ」

 

 

いずれも、どこでも良く見かけるトンボである。他は「ヨツボシトンボ」が少々。トンボ以外では、まあ殆どの人は気味悪がるであろうヤスデの一種が周辺の倒木に。なんだか「ダンゴムシ」を思いっきり伸ばしたような胴体だ(クリック注意)。

 

 

そして次に向かったのは同じく定点である、某溜め池。しかしその途中、イメージする昔ながらの田んぼにある溜池そのものというのがあったので車を止める。それがこれ。

 

 

昔はこんな溜め池だらけだったのだが、今は山方面でも少なくなった。何かいるかと覗いて見ると、おたまじゃくしが多い。トノサマガエルのおたまじゃくしのようだ。久しぶりにその成体も見る。今やトノサマガエルでさえ滅多に見られなくなってしまった。他にはジャンボタニシではない本物のタニシもいた。これもかなり久しぶりである。トンボはちょうど「シオカラトンボ」の羽化ラッシュだった。

 

 

つづく

 

コメント