今朝はマイナス5.5°、この時期にすると大
した寒さではないが、寒いことに変わりは
ない。しかし、今年はまだ雪掻きをするほ
ど雪は降っていない。カマキリ予報の5セン
チは、今のところ当たっている。このまま
行けば良いが、一番積もるのは、2月辺りの
大雪だから全く油断はできない。
甥っ子が、珍しいチーズを買って持ってき
た。カマンベールなのだが、それだけだっ
たらむしろありふれたものになるが、その
カマンベールをカルヴァドス(リンゴの蒸
留酒)で洗ったというウォッシュタイプの
カマンベールだったのだ。マール(粕取り
ブランデー)で洗ったものなどは食べたこ
とがあるが、カルヴァドスは初めてだった。
一般的にアルコールで洗ったチーズは、酒
粕のような風味と、甘い果実のような香り
が付加されるが、果たして今回のカマンベ
ールもそうだった。甥っ子は、この味は駄
目だ言っていたが、私もこの手のタイプは
あまり好きではない。チーズに甘い香りは
いらないのである、というよりチーズ以外
の香りがつくのは、総じて好きではないの
だ。だから、香草をまぶしたやつや、葉っ
ぱで包んだやつなど、どれも好きではない。
つまり、発酵熟成以外の風味はいらないの
である。
そう言えば、この前T君からほぼ地元産(八
ヶ岳の麓)の青カビチーズをもらったのだ
が、日本製のチーズで久しぶりに美味しい
と思えるものに出会った瞬間となった。ちゃ
んと青カビチーズの味で、スーパーでよく
見かける北欧産の全く美味くない青カビチー
ズとは違い、フランスのブルードーヴェル
ニュ位の味だった。これだったら充分であ
る。地元産を見直す出来事となった。