ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

シードルとガレット

2010年01月18日 | 食べ物


今朝の最低気温はマイナス8.5、二日続けて
のマイナス10°越えはならず。

この前T君とワインショップに行った時、つ
いでに買ってきたシードルとそば粉のガレッ
トを食べる。自分で作ったものではないが、
シードルにガレット、完全に気分はブルター
ニュである。ガレットの中身が本場というわ
けに行かないのが残念だが。しかし、改めて
ガレットとシードルの相性を考えてみると、
すごく合うかというと、特別合うものである
とは思えない。シードルはシードルで好きな
人にとっては美味しいもので、ガレットはガ
レットで美味しい。二つ合わせると相乗効果
で美味さが4倍になるかというとそうでもない。
最近よく言われるマリアージュ、残念ながら
あまり感じたことはないのだ。

特にワインの世界で言われることだが、料理
とワインのマリアージュ、実感したことがな
いので何とも言えない。ワインの場合(一時
よく飲んでいた頃)、チーズとパンとワイン
その組み合わせが一番良かったのだが、これ
は言われるところのマリアージュというのと
はちょっと違い、それぞれがより美味しくな
る食べ方というより、それぞれの本来の味が
より楽しめるという組み合わせだったのだが、
今考えてみると、これも結局マリアージュと
いうことになるのか。兎に角、例えば、牡蠣
にシャンパンとかジビエにローヌとか実感し
た事がないのは事実である。

で、今回のシードルとガレットだが、合うと
いうより気分はブルターニュ、その気分が重
要なのではないかと思っている。まあ、それ
だけで些々やか楽しみを感じているのだから
それで良しである。
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