マイリビングダイアりぃ

趣味?興味?大好きな人(もの)達について、毎日は無理ですが、更新していきたいと思っています。見に来てくださいね。

四神壁画見て来ました~(飛鳥資料館にて)

2010-05-20 | カルチャー 見聞

今日は予報では午後から晴れ間が出るということでしたが、曇り空のまま時折小雨がぱらつき蒸し暑い一日でした。


先日の「花博記念公園」を後にして、翌日の主人の病院行き(アフターケアー)の為、京都の次男のところで一泊し、翌日の病院の診察が意外と早く済んだので、とぎれとぎれの「京奈和道」から一路奈良の「飛鳥資料館」へ向かいました。


そうなんです、2001年3月に行われた3次調査でいちばん最後に発見された南壁に描かれた南を守る神「朱雀」が公開されるということと、他の三神と共に四神が勢ぞろいで15日から公開となったのです。


   


↑「飛鳥資料館」らしい造りですね。↑此方はあの「亀石(模造)」です。敷地内には他にも下のような「明日香村」界隈にある石造物の模造が・・


  


  


飛鳥にある石造物のうち、今「猿石」と言われている四体と、↑此方の「人頭石」が展示されていました。(これも模造です)


    


此方は「八釣マキト5号墳」明日香村八釣・東山地域に広がる古墳群のうちのマキト支群の5基の中で一番大きな墳丘径(22メートル)の円墳で、6世紀後半に築かれたもの、大きさと豊富な副葬品から当地を収めてきた豪族の墓と考えられているそうです。


      


  ↑は「須弥山(しゅみせん)石」     ↑此方は「岡(地名)の酒船(さかふね)石」です。「宴の跡」というコンセプトでこの広場が再現されてました。


写真の「須弥山石」の左下に濡れているように見えるところ解りますか?前のポップに「この水飲めません」と書かれてました。


この「須弥山石」どうやら「噴水施設」だったようです。右の写真の「酒船石」も「導水石」らしく、他にも「車石」と名付けられた「溝」を彫った石も見つかっているところから、流れる水を鑑賞しながら客をもてなす「曲水宴」の古い姿で、「須弥山石、石人像」が夜のガーデンパーティーを演出する主役とすれば、「酒船石」は昼の話題を提供したのではないだろうか・・と書いてありました。


   壁画のポストカード買ってきました。


真ん中の三枚は上から・・一番解りずらい、東を守る「青竜」、比較的解りやすい西を守る「白虎」、1983年のキトラ古墳の1次調査で最初に確認された北を守る「玄武」です。


左下は1998年2次調査で、「青竜、白虎」と共に確認された世界最古と考えられてる「天井画 天文図」です。そして左上と、右下が2001年に確認された南を守る「朱雀」です。


四神といえばぺ・ヨンジュンsii主演のドラマ「太王四神記」でも、ストーリーの中心となっていましたので、馴染み深くて、それぞれの守り神を演じられた方々や、場面を思い出しながらの見学ができました。


開催初日の土曜日、日曜日は凄い待ち時間だったそうですが、pekoが行った月曜日は、平日とあって、待ち時間「0分」 でも、「陶板」で制作された「石室」近くは停滞気味でなかなか進みませんでした。


本物の「四神壁画」展示室では、解りにくい「青竜」のところで、説明を聞いてもみんな「??あ~~あの赤いところが舌?」と言ったりしながらガラスに触れないように見ないといけないので、チョと停滞ぎみでした。 


やっぱり手塚治虫さんの漫画「火の鳥」のようで、かっこいい「朱雀」が人気でした。


盗掘穴が開けられてた南側にあったため破壊されてると思われてたのが、運よく壁画にまで及んでいなかったので、こうして復元でき、日本の古墳に描かれた「朱雀」は「キトラ」にしかないとなっては超貴重ですものね。


pekoも、運よく行けて、待ち時間なしにじっくり見ることができて、ほんとによかったです


当日、京都~~奈良~~和歌山までの4時間あまりの運転はちょっと疲れましたが・・・


 


 


 

コメント (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花博記念公園(薔薇園編) | トップ | 季節の花♪ »
最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mizocyan)
2010-05-21 21:35:55
 (*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪
 今日は朝から蒸し暑かったね・・・
いよいよ梅雨の走りですかね~~

 この間、テレビで「朱雀」の公開を遣っていましたね~凄い人出の様でした・・

 こうして見るには、模造品や本物かはたまた
再現物か本当に違和感無しに見れますよね~
 只、残念な事は写真を撮れない事ですよね
だから、サンプル本を買って複写するしか
無いのが悔しいですね~
 矢張りフラッシュを焚くのも、変色とか流れを止めて迷惑とか、色々な問題で撮れないのが当然だけど・・・
何時も思うことなんだけど、僅かな時間だけ
では脳裏に残らないのが悔しいです・・・

 でも、今日は目の保養に成りました~
( ̄(エ) ̄)ノ” ++了└|力"├♪++
 
返信する
Unknown (o-rando)
2010-05-22 00:38:59
こんばんわ~

飛鳥資料館では、敷地内には色々な、飛鳥にある石造物が、造られていたんですね。

待ち時間なしにじっくり見ることができて、よかったですね。

花博では、沢山の薔薇の写真、見れて良かったです
色々な種類の花が咲いているのに
色々な国の建造物が残っているのでが、見れて良かったです
返信する
最後の文で・・・ (o-rando)
2010-05-22 00:52:40
最後の文で訂正の字が・・・すみませんがお願いしますね。

色々な国の建造物残っているの(で)が・・・
              
             消して読んでください
返信する
mizocyanさん (peko)
2010-05-22 22:35:27
こんばんわ~~
そうなんですよね~
撮れないからしっかり目に焼き付けないといけませんし、説明文を読むのにも時間がかかるし・・
ほんとに、この年になると、脳裏に焼き付けるのは難しいです。
今日は土曜日とあって明日香村は凄い人だったようです~


返信する
o-randoさん (peko)
2010-05-22 22:42:08
こんばんわ~~
今日は土曜日で、友人が行ったら明日香村中が凄い人になっていたようです~
ほんとにあの日に行けて良かったです~
友人と明日香村の「藍染織館」へ、また機会があったら行こうって言っていますが、何時になることやら・・・
返信する
Unknown (ebisu321)
2010-06-01 19:32:04
 橿原で開催中の「大唐皇帝陵展」がまた素晴らしい内容の特別展でした。玄宗皇帝の兄李憲の恵陵から出土した跪拝俑や哀冊のほか、李スイ墓出土の金工技術の粋を尽くした銀器や銅器など、華やかな唐の文物を身近に見ることが出来ました。西安の歴史博物館でも見ることは出来ないものだそうです。恵陵に描かれた青龍と白虎を、キトラ古墳のものと比較すると本場のスケールの大きさに圧倒されます。なお25歳の若さで亡くなった李スイ墓は未盗掘で、朱書きの珍しい墓誌が出土しています。因みに李スイには産着を着た赤ちゃんがいたそうですが、産後のひだちが悪かったのでしょうか。
 唐代史はもちろん唐墓に埋葬された人物の生きた背景など、本当に大唐帝国の高い文化を感じることが出来る展示でした。これは必見ですよ。
返信する
ebisu321さん (peko)
2010-06-01 23:11:05
コメント有難うございます。
「大唐・・展」は、期間中3日(3回)展示されているんですよね。
6月は13日の日曜日ですね。
ebisuさんが書いてくださった内容だけでも、貴重な展示だということが解り、興味津津です。
壁画のスケールはきっと比べ物にならないとは思ってましたが、特に「朱書きの珍しい墓誌」は見てみたいですね~

懐かしい「畝傍御陵前」の「考古学研究所」へ行って、この目に焼き付けたいところですが、現住の和歌山からでは実現できそうになく残念でなりません
返信する
Unknown (ebisu321)
2010-06-06 19:44:06
いえいえ、20日まで会期中は無休だそうです。もちろんすべての展示が毎日見ることが出来ます。おっしゃってるのは、講演会が3回だということでしょう。正倉院の唐三彩の陶鼓より、私は恵陵の彩絵陶鼓のほうが素晴らしいと思いました。
返信する
ebisu321さん (peko)
2010-06-06 21:05:21
情報有難うございます。
20日までされてるんですね。
でも、現在体調を崩してしまって、当分遠出は無理のようです。
「正倉院」のものよりいいというのも、恋しさ百倍ですね~~
ああ~~
返信する

コメントを投稿

カルチャー 見聞」カテゴリの最新記事