今日も比較的暖かな一日でした。
さて、私peko昨日早朝から毎年恒例の、友人達との「紅葉狩バスツアー」に出かけてまいりました~
今回は二年ぶりに「京都」です。「洛北紅葉名所めぐり」ということで、行ったことのない「常照皇寺」「源光庵」と、一昨年に行った「常寂光寺」です。
平日(金曜日)なのにやはり紅葉シーズン、高速も通勤時間帯で混んでいて、京都市内もいつも通りの渋滞です。
まずは4時間かかってやっと着いた「常照皇寺」から・・・
京都市内から高尾を通り過ぎもう一つの「鯖街道(周山街道)」を走り、さらに「山国街道」を進み、長閑な集落を見ながら数分進むと細い道の行き止まりにやっと見えてきました。
山門をくぐって石段を登ります。「勅額門」です。生憎「紅葉」は終わってしまってましたね~
残念でしたがこればかりはコースに入っているので行く先変更は望めません。
勅額門をくぐったところで右側の庭園(碧漂池)と、左側の苔むした塀(は天皇家縁の寺院の証の五本線が入っています)の屋根もいい感じ・・・
開山650年だそうです。↑「庫裡」手前から右手の境内の庭園へと入り散策です。
境内(方丈南庭)から南側の「勅使門」を・・ 「勅使門」の塀の屋根に枯れ葉・・・
国の天然記念物の「九重桜(樹齢650年といわれる)」(春に見にこよう!!)左奥の桜は「左近の桜」だと思います。御所から株分けされた桜だそうです。
左手の「方丈」から鉤型になっている廊下を渡り、右手の「開山堂(怡雲庵 いうんあん)」の中に入ると大和座りの観音 「勢至像」、「後花園天皇」等が安座されています。
渡り廊下が掛かる禅定池には「蓮」の蕾があったんですけど、皆で「今頃咲くのかな??」疑問でした。開山堂から方丈へ向かいます。
「方丈」北側の池を持つ小庭です。 此方は南側の「御車返しの桜」一重と八重が一枝に咲く桜だそうです。なんでも、かつて「後水尾天皇」がその美しさから何度も「御車」を返し、別れを惜しまれたとか・・・。(見てみたいですね~)
この「釈迦如来像」は方丈の真ん中の鴨居の位置に安置されています。ほかの寺院ではあまり見かけないですよね。
そして、写真撮れてませんが、此方の方丈の屋根は農家の茅葺の母屋のようで、寺院には思えないような佇まいでした。そして三方(北、東、南)が庭園という開放感がある方丈でした。
境内で唯一紅葉していた木です。 超アップで・・
何年か前の11月初旬には、雪が積もってる所に真っ赤な紅葉のコントラストが綺麗な時もあったようですが、今年も初旬に来なきゃいけなかったんでしょうかね~
↑「書院」入口正面。(右)は 「庫裡」の登り口にあった古い道具類左手の下二段はユニークな形の「火鉢」です~。
(左)鐘楼が行く秋を惜しむように、ひっそりと私たちにさよならを言ってくれてるようでした。(右)は、観光ガイド本に載る社寺にはない良さを感じた山間の小寺を後にして、参道の横のなだらかな山道を下りながら遠くの山肌の黄色の木を撮りました。
(左)なだらかな山道の横にはもうひとつ今は通れない参道(こちらもなだらかでしたが・・・)がありました。奥は「香積門」のようです。
(右)は山門前の広場(此処にも境内の銘木桜が衰えるのとは対照的な花つきが素晴らしい紅枝垂れ桜があります)から撮った南側の風景です。
この広場で、じかに座って遠足児童のごとくお弁当を頂きました~。
そして、「常寂光寺」へと出発です。