マイリビングダイアりぃ

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アルゼンチンの「雲の列車」と・・・

2024-03-17 | カルチャー 見聞
玉木宏さんの紀行番組の録画を観ていたら驚きの「鉄道」が登場しまして・・ご覧になった方も多いと思いますがUPしますね。
この回では廃線が相次いでいるアルゼンチンですが、この「有名な雲の列車」に乗らないとと来られたる方が多くて満席だったようです。
2千キロ近く離れた町から年配の女性の方が「一度乗ってみたかった」というほどの廃線の一部を利用して観光列車として走らせている「雲の列車」をご紹介します。

高所まで行く列車なので高山病等が起こってしまので「救急車」も並走するそうです。

列車内にも医務室があります。
母娘で有名な観光列車を乗りつくす旅を続けてるそうです。
玉木さんがインタビューされたご家族はお父さんが子供のころ乗ったことがあるので子供たちに経験してほしかった、家族に楽しんでもらいたいとおっしゃってました。子供たちは前の晩寝られなかったとの事・・
標高を上げながらアンデス山脈を登っていく「雲の列車」、この名の由来は1960年代に学生たちが作った↑の鉄道の「ドキュメンタリー映画」のワンシーンにあって、鉄橋の上でSLが吐き出した蒸気が「雲」のようにたなびき、雲の上を走っているように見えたから「雲の列車」と呼ばれるようになったそうです。
「ラ・ポルボリージャ鉄橋」全長223m、高さ63mです。
難工事の末1939年に完成、鉄橋がまたぐ谷間をアンデスからの強風が吹き抜ける雲の列車最大の難所なんです。

恐る恐る進む「雲の列車」玉木さんは鉄橋の影を覗き込みながら「見下ろしたらヒヤッとします」っておっしゃってました。
「顔を出したら風はすごくて怖いけど列車は全く揺れないくて、頑丈ですね。大自然の中にできたアトラクションのような感じがします。なかなか見られない景色です。この列車に住みたい感じがします。毎日眺めていたい!」とも・・・
標高4220mの「ラ・ポルボリージャ鉄橋駅」に到着です。
乗ってきた「雲の列車」が麓へと戻っていきます。誰もいなくなった駅から見送る「玉木さん」です。
乗ることはかなわない「列車の旅」を番組で感動しながら楽しみました。
そして・・生活に根差した列車たち・・
「トレン パタゴニコ」、「駅まで来た自家用車」、長距離なので「食堂車」も連結しています。
「生活関連物資」から「工事用資材」「家財道具」などを、「ピエドマ」~「サンカルロス デ・バリローチエ」まで826㌔を19時間かけて走ってるそうです。

なんと脱線したようです。厳しい風雪で枕木が痛んでいたからのようです。原野で重機は持ってこれません。鉄道員だけでの復旧が始まりました。


9度目でやっと成功したようです。

なんと3時間遅れで終着駅に到着したようですが、乗客の皆さんは笑顔でした。(鉄道員の情熱と共に走り続ける列車に感動しました。)
そしてパタゴニア地域では・・玉木さんがインタビューされてた時に娘さんが乗ってきたといわれてた「世界の果て鉄道」を・
「フエゴ島」を走る「フエゴ鉄道」(別名 世界の果て鉄道)世界最南端の鉄道として観光客に人気だそうです。
流刑の地だった「フエゴ島」の「囚人達」によってつくられたそうです。
パタゴニアの大草原を走る・・「オールド パタゴニア急行」
愛称「トロチータ」は「小さな汽車」という意味だそうです。

荒野を開拓してきたアルゼンチン、パタゴニアも大きな発展を遂げましたが、国中結んでいた鉄道網もLCCや、長距離バスに乗客を奪われ1990年代国鉄民営化によって数多くの不採算路線が廃止されました。
「雲の列車」は復活を果たしたものでしたが・・廃線に追いやられてない今も頑張ってる路線は応援したくなりますね。
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