小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

「政治とカネ」という虚構

2010年08月28日 | 私の考え
「政治とカネの問題」というのは、どういう問題なんだろうか。
まるでラベルが貼られた空瓶のようだと、誰かがツイートしているのを読みましたが、本当にそう思います。

もうご存知の方も多いと思いますが、小沢一郎氏が検察審査会で起訴相当と議決されるかもしれないと言われている中身は、ほんの些細なことで起訴するような内容でもなく、例え起訴されたとしても確実に無罪になるとされている内容です。
そもそも有罪になるような案件なら検察がとっくに起訴しています。
西松建設や水谷建設の関連は問題なしとして既に決着済みです。

ではその内容とは以下の通りです。

まずひとつは、政治資金収支報告書に記載した例の不動産(土地)の取得時期の問題です。
陸山会は、対象の土地の取得時期を代金の支払日ではなく、その土地が農地だったため農地転用手続き後に登記した登記日を取得日として政治資金収支報告書に記載しました。
これが虚偽記載だというのです。

もうひとつは、土地の代金を銀行融資が受けられるまでのつなぎとして、一旦は小沢氏個人が立替で支払いし、その後土地購入の銀行融資を受けて立替金を返還したのですが、小沢氏からの立替分を収入と支出に記載していなかったというものです。

こんなことよくあると思います。
私も「議会REPORT」の郵送料を郵便局に支払う際に立替することがありますが、小幡のりひと後援会の政治資金収支報告書には郵便局に支払った事実だけを記載しています。
まさか、仮に郵便代が5千円として、収入欄に小幡個人から5千円の収入と記載し、支出欄に小幡個人への支出5千円と郵便局への支出5千円とは書きません。

こんなことが本当に政治資金収支報告書の虚偽記載となってしまうのでしょうか?
ましてや、代表選挙に立候補することに影響を与えるようなことなのでしょうか。
全く理解に苦しみます。

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