小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

議会視察研修:3日目

2008年06月27日 | 研修報告
研修最終日です。
午前中に経済産業省の別館を訪問し研修を行いました。
研修終了後、羽田空港から伊丹空港、そして町のバスで高浜に帰ってきました。

■原子力安全・保安院
原子力安全・保安院を訪問し、「原子力発電所における検査制度の充実について」の説明を受け意見交換を行いました。
「原子力発電所における検査制度の充実について」ですが、以前の日記にも書きましたが、原子力発電所の定期検査の間隔が、現行の13ヶ月から最長で24ヶ月に延長されるとういうことだけがクローズアップされて、まるで原子力発電所の検査がおろそかになるかのように喧伝されてきましたが、今日の保安院の説明を聞いてみると事実は全く逆だということがあらためてよく理解できます。
従来は、とにかく13ヶ月に1回、原子力発電所を停止して、発電所の定期検査を実施することとされていましたが、これを機器ごとの特性に応じた最適な検査間隔で点検を行うようにするために、機器の経年劣化状況の確認やデータの蓄積を義務付けし、事業者に技術評価を実施させることになります。
従来の、ややもすると、ただ13ヶ月の点検時期だから(この13ヶ月という期間にも科学的根拠は無い)分解点検を実施し、中を見て、問題が無ければOK、あれば部品を新品に取り替えるという点検手法から、もっとデータの蓄積に基づいた科学的な点検周期毎に、あらかじめ予測された経年劣化の部品を取り替えていくといったイメージの点検方法に変えてゆく制度であると、私は認識しています。
(現行の点検にもこうした手法は活用されています。)

他にも耐震安全性評価の説明を聞きました。

■資源エネルギー庁
資源エネルギー庁を訪問し、核燃料サイクル交付金、電源三法交付金について、更なる柔軟な交付基準の緩和の要望と意見交換を行いました。

■JALのエコジェット
JALのエコジェットをご存知でしょうか。JAL(日本航空)の「空のエコ」宣言の一環で、ボーイング777-200型機を1機、尾翼を緑に塗装した機体を運行していますが、帰りの飛行機がこのエコジェットでした。
記念に搭乗前に写真を撮りました。

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