研修2日目です。
本日の視察先をレポートします。
■三菱原子燃料株式会社
東海村に立地する三菱原子燃料株式会社を視察しました。
この会社は原子燃料の製造を行っています。国内には他にも原子燃料を製造する工場はありますが、この工場では国内唯一の再転換と製造の一貫体制となっています。
原子力発電所で使用する燃料(原子燃料)は、多くの工程を経て製造されます。
まずは、ウラン鉱山から天然ウランを採掘します。これはオーストラリアやカナダの鉱山で行われます。
次に、天然の鉱石をウラン鉱山に併設された精錬工場でウラン粉末(イエローケーキと言われる黄色の粉末)にします。
次に、転換工場(外国)でこのイエローケーキをガス化して六フッ化ウランにします。
次に、濃縮工場(外国又は六ヶ所村)で六フッ化ウランを遠心分離法で濃縮します。
三菱原子燃料では、上記の濃縮された六フッ化ウランを受入して、再転換して二酸化ウラン粉末にして、この粉末を焼き固める成果加工という工程を行い、最終的に燃料集合体を製造しています。
(他の国内工場の場合は、二酸化ウランの状態で受入する)
工場内ではウラン燃料が製造される工程、品質管理状況などについて詳しく説明を受けました。
■ニュークリア・デベロップメント株式会社
ニュークリア・デベロップメント株式会社は、三菱重工業株式会社が100%出資する会社で、原子力燃料及び関連設備、燃料サイクル関連技術の研究開発や、原子力発電所で使用された材料の試験などを行っております。
敷地は三菱原子燃料株式会社と隣接しています。
「ホットラボ」と呼ばれる放射線を発する機器を研究する研究棟を視察してまいりました。燃料集合体の周りを流れる水の状況を調べる大掛かりな検査機会や放射線防護のために遮蔽された試験室の遠隔操作の様子など詳しい説明を受けました。
研修終了後、バスで東京まで移動しました。
*写真は会議室で説明を聞く前に撮影したものです。
本日の視察先をレポートします。
■三菱原子燃料株式会社
東海村に立地する三菱原子燃料株式会社を視察しました。
この会社は原子燃料の製造を行っています。国内には他にも原子燃料を製造する工場はありますが、この工場では国内唯一の再転換と製造の一貫体制となっています。
原子力発電所で使用する燃料(原子燃料)は、多くの工程を経て製造されます。
まずは、ウラン鉱山から天然ウランを採掘します。これはオーストラリアやカナダの鉱山で行われます。
次に、天然の鉱石をウラン鉱山に併設された精錬工場でウラン粉末(イエローケーキと言われる黄色の粉末)にします。
次に、転換工場(外国)でこのイエローケーキをガス化して六フッ化ウランにします。
次に、濃縮工場(外国又は六ヶ所村)で六フッ化ウランを遠心分離法で濃縮します。
三菱原子燃料では、上記の濃縮された六フッ化ウランを受入して、再転換して二酸化ウラン粉末にして、この粉末を焼き固める成果加工という工程を行い、最終的に燃料集合体を製造しています。
(他の国内工場の場合は、二酸化ウランの状態で受入する)
工場内ではウラン燃料が製造される工程、品質管理状況などについて詳しく説明を受けました。
■ニュークリア・デベロップメント株式会社
ニュークリア・デベロップメント株式会社は、三菱重工業株式会社が100%出資する会社で、原子力燃料及び関連設備、燃料サイクル関連技術の研究開発や、原子力発電所で使用された材料の試験などを行っております。
敷地は三菱原子燃料株式会社と隣接しています。
「ホットラボ」と呼ばれる放射線を発する機器を研究する研究棟を視察してまいりました。燃料集合体の周りを流れる水の状況を調べる大掛かりな検査機会や放射線防護のために遮蔽された試験室の遠隔操作の様子など詳しい説明を受けました。
研修終了後、バスで東京まで移動しました。
*写真は会議室で説明を聞く前に撮影したものです。