小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

厚生文教常任委員会視察研修

2011年10月04日 | 研修報告
今日(4日:火曜日)から土曜日まで、1泊2日と2泊3日の延べ5日間、県外出張が続きます。

今日は議会の厚生文教常任委員会の視察で愛知県豊橋市にある「子ども発達センター」の視察に来ています。(写真)

この施設は、旧国立病院跡地を市が買い受けて、保健所(豊橋市は中核市のため保健所は市が設置する)、保健センター、子ども発達センターを配置しています。
事業はPFI方式により竹中工務店が受注して整備されました。
この子ども発達センターは、子どもの成長発達を支援する療育システムの拠点施設として整備されており、①障害の早期発見・早期療育 ②障害児のいる家庭への支援 ③療育機関等との連携 ④地域における療育の技術力向上 の4つのコンセプトで施設が運営されています。

具体的な施設の機能として、①子どもの発達が心配であったり、子育てに不安があるなどの悩みについての相談を受けるなどの相談機能 ②障害児への対応に必要な専門医師と医療系職員からなる診療所を設置して、診療や各種リハビリを行う医療機能 ③概ね3歳までの発達が心配な子どもに対し、母子通園により、集団生活を経験させて保護者への育児支援を行う通園事業機能 の3つがあります。

診療機能には児童精神科はもちろんのこと、例えば障害児の歯の治療を施す障害児歯科まで設置されているなど、(障害児の歯の治療は時間がかかり専門性があるので、通常の歯科では受診できないケースがあるそうです。)本当に充実した事業展開になっています。

建物も中庭を囲むように建設されており、明るく解放的な施設となっています。
とても高浜町で実現できる規模の施設ではありませんが、障害児の療育面での知識の吸収ができました。少しでも高浜町で実現できるものについて実現に努力してまいりたいと思います。

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