小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

与謝野町の障がい者福祉施設を視察

2011年12月03日 | 活動日記
高浜町内の知的障がい児の家族会である「高浜つくし会」の視察バス旅行に同行させていただき、京都府与謝野町にある「リフレかやの里」と「夢織りの郷」を視察してきましたので以下、概要を報告します。

【リフレかやの里】
「リフレかやの里」は1998年に与謝野町(加悦町、野田川町、岩滝町が合併して出来た町)に合併前の旧加悦町が大浴場を備えた宿泊施設として建設した施設で、施設の運営会社である町が出資する3セク会社が経営難で2008年に営業を休止し、その施設を昨年9月に町内の社会福祉法人「よさのうみ福祉会」が指定管理者として再開した施設です。

レストラン宿泊施設の部門を、障がい者福祉の「就労継続A型事業」として運営し、近傍に農産物の加工場とパン工房を整備し、こちらを「就労継続B型事業」として、両施設で18名の障がい者を雇用しています。

始めに、農産物加工場を視察しました。

この施設では、梨、にんじん、リンゴなどを原材料とするジュースなどを生産しており、障がい者が材料の皮むきや生産品の箱詰めなどを行っています。


また、メイン施設となるレストランでは、地元で栽培した有機野菜などをふんだんに使用した料理を頂きました。レストランはバイキング形式となっており、1600円で食べ放題です。全ての料理が非常に手が凝った料理で種類も豊富で、掛け値なしで非常に素晴らしい料理ばかりでした。
参加者一同、じっくりと食事を楽しむことが出来ました。



【夢織りの郷】
食事終了後バスで移動し、障がい者福祉センターの「夢織りの郷」を視察しました。
この施設は、入所更正施設に31名、通所授産施設に40名、生活介護施設に10名の障がい者が利用します。
施設概要の説明を聞いて、施設を見学しました。


今回の視察を通じて与謝野町の進歩的な障がい福祉行政の現状と、バスの中でお聴きした高浜つくし会のみんさんの声・・・、障がい者福祉について考えさせられた1日となりました。

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