小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

浜茶屋の廃業問題

2008年06月12日 | 私の考え
和田地区委員会に出席しました。
さまざまな課題について議論を行いましたが、その中で、空き浜茶屋のことが話題になりました。

和田の海水浴場は、軒を並べる浜茶屋が大きな観光資源のひとつだと私は思っています。何としても残したい資源です。
ところが、最近は櫛の歯が欠けていくように廃業する浜茶屋が後を絶ちません。

浜茶屋の廃業の場合、昔はその店舗を買うために何軒もの申し込みがあって、抽選会を大々的にやったものですが、今は、申し込みがなかなか無いのが現実です。

従って、廃業の際、以前は店舗を有償譲渡していたものが、昨今は費用をかけて取り壊さなければなりません。
産業廃棄物の処理などもあって決して少なくない費用がかかります。
また、和田の浜茶屋は地区委員会所有地を借地して建築されておりますので、和田地区委員会としても借地料収入が減収となります。
それに、最も深刻な問題として和田海水浴場全体の魅力の低下、引いては観光の衰退が懸念されます。

今のままでは、浜茶屋の廃業は皆が損をする三方一両損の状況です。何とかしなければなりません。

方策は全く無いわけではありません。今日の地区委員会ではその件について少し議論させていただきました。何とか三方一両得の方策を考えたいと思います。