小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

停止要請

2011年05月06日 | 私の考え
菅総理が夜の記者会見で、中部電力浜岡原子力発電所の停止要請を行いました。
あまりにも唐突な発表で驚いています。
この停止要請に法的根拠はないということですが、内閣総理大臣からの要請ですから従うことになるでしょう。

それにしても唐突です。
我々、原子力発電所の立地町にとっても寝耳に水。これまで国策に従って原子力発電に協力してきましたが、こういう唐突な発表を聞かされると、この町の将来に(国の将来も)不安を覚えます。
納得できる説明を求めたいものです。

民主党

2011年04月26日 | 私の考え
大方の予想通り、民主党は統一地方選挙に敗北しました。

自民党と比べて、民主党の最大の弱点は地方組織の弱さでした。
地方組織の力とは地方議員の数です。
民主党最大のアキレス腱である地方議員の数の少なさを解決するための、唯一最大のチャンスが今回の統一地方選挙でしたが、民主党は敗北しました。

取り返しのつかない敗北だったように思えます。

知事選挙が始まった。

2011年03月24日 | 私の考え
春の統一地方選挙のトップをきって知事選挙が今日告示されました。

4月10日投票日の福井県知事選挙と福井県議会議員選挙、それに4月24日投票の高浜町議会議員選挙と続く統一地方選挙で、高浜町でも選挙ムード一色になると思います。

統一地方選挙は、4月10日と24日に投票日が分かれていますが、同じ選挙という扱いになります。従って、選挙では掛け持ち立候補が禁止されていますので、例えば10日投票の県議会議員選挙に立候補して落選して、24日投票の町議会議員選挙に立候補することは出来ません。

今回の選挙は東日本大震災により一部被災地域の選挙日程を遅らせることとなりました。私は、日本全国一斉に遅らせるべきだと考えていましたし、実際にそういう提案をした政党もありましたが各党の思惑もあって結果は一部の地域で延期という形になりました。
この国難の時期に選挙カーで終日候補者名を連呼しつつ町内を回ることには非常に抵抗を感じます。選挙のあり方についても見直しの動きがあってもいいのではないかと感じているところです。

統一地方選挙の日程

2011年03月16日 | 私の考え
統一地方選挙の延期が議論されています。
東北などの被災地での選挙が延期されるのは当然ですが、これを全国一律に延期するかどうかが議論となっています。

私は一律に延期すべきだと思います。この未曾有の国難のさなかに、例え被害から免れた地域だとしても被災者の受け入れや救援物資の送り出しなどの事務もあります。また、自衛隊を始めとして多くの人が災害復旧現場に出払っており、その方々が投票できない問題もあります。
それと、今月24日に知事選告示日が迫っていますが、候補者もそうだろうと思いますし有権者にとっても選挙に集中できる心理状態にないと思います。

選挙公報

2011年02月27日 | 私の考え
最近、新聞(地方紙)でも取り上げられて私も成り行きを注目していましたが、福井県議会で議論されていた「議会基本条例案」と「選挙公報条例案」がどちらも否決されたようです。
「議会基本条例」はさすがにハードルが高いだろうと見ていましたが、「選挙公報条例案」はおそらく可決するだろうと思っていましたので意外です。

そもそも、選挙費用が高浜町議会議員選挙と比べて公費支出される範囲が広い県議会議員選挙で「選挙公報」が無いこと自体(恥ずかしながら)知りませんでした。

ちなみに、高浜町議会議員選挙では10年以上前から制度化されています。
ただ、ひとり当たりのスペースがA5サイズくらいしかないので、何を書くか(というか、何を書かないでカットするか)非常に悩みます。

野良猫

2011年02月25日 | 私の考え
昔、娘と議論したことをなぜだか思い出しました。
猫の殺処分についてです。

ある時、親を見失ってさまよっていた子猫を目撃した話しをしました。その時はかわいそうだとは思いましたがそのままにして通り過ぎました。
その事を家に帰って娘に話しました。
その時、娘はその話しを聞いてなぜその子猫を連れて帰ってこなかたのかと私に向かって激しく怒りました。

私は、たとえその子猫を救ったとしても、毎日、日本中で多くの猫が殺処分されている現実を考えたら、目前の一匹の猫を救うことにどれだけの意味があるのかといったことを娘に話しました。

すると娘はむきになって反論しました。
今、助けが必要な猫一匹救えないで、どうやって殺処分される多くの猫を救えるのかと。

私には返す言葉が見つかりませんでした。そして娘を頼もしく思ったものです。

受け入れる

2011年02月14日 | 私の考え
勤務先の社内報に興味深い記事がありましたので紹介します。
書家であり詩人でもある、相田みつをさんの話です。

相田みつをさんが娘を予防注射の連れていった時のことです。
娘が父親(相田さん)に「注射って痛い?我慢しないといけない?」と聞きます。
相田さんは答えます。「ちょっと痛いよ。別に我慢しなくても痛いと大声で泣いたらいいよ」と。
娘は父親に言います。「大声出したら恥ずかしいよ」と返すと、「そうか、それがいやなら我慢するといいよ」と返し、「大声出して泣いても、じっと我慢しても、注射の痛さには変わりがないんだからね。そこをよく考えるんだよ」と付け加えたそうです。
結果、娘は我慢して泣かないという話です。

生きていく上で避けて通れない苦難を、ありのまま受け入れて前向きに生きていくことの大切さを教えてくれる話です。

消費税

2011年02月04日 | 私の考え
消費税の増税には反対です。
正確に言えば、現状のままでの増税には反対です。

これまで民主党は、国家総予算(一般会計と特別会計の総予算220兆円)の抜本的な見直し、国家公務員人件費の2割削減、公務員利権の排除、国会議員の定数削減などを徹底的に実施して、それでも財源が不足するのであれば消費税の上げ幅を示して国民に信を問うと説明してきたはずです。
消費税の増税を決めた後では、こうした取り組みに対するインセンティブが働きませんので、結局、どれも実現しないことになると思います。

税金の無駄遣いが続き、果てしない財源不足が繰り返されることなどとても容認できません。
税金の無駄遣いの排除なしで財政再建などできません。

家計でも同じで、収入の多寡よりも無駄遣いの多寡で、その家の台所事情は決まります。

したがって、まずは徹底した税金の無駄遣いを排除してバケツの穴にフタをする。この取り組みに全力を挙げるべきと思います。

幸徳秋水

2011年01月24日 | 私の考え
ジャーナリストの江川紹子氏のツイッターで知りましたが、今日は100年前に、明治時代の社会主義者の幸徳秋水らが明治天皇暗殺計画を企てたとして検挙された、いわゆる大逆事件で幸徳秋水が処刑された日です。
大逆事件について私は詳しくは知りませんが、江川紹子氏のツイッターによると事件はでっちあげで、政府にとって都合の悪い者たちを罪に陥れて抹殺、あるいは見せしめにした事件だと書いてありました。また、そういう事件が遠い過去の出来事と言えるだろうか…とあります。確かにそんな気持ちになる今日この頃です。

「道窮すれど未だ神に祈らず」 幸徳秋水

この言葉は、随分昔に読んだ佐高信氏の「人生のうた」だったと思いますが、その本で知った幸徳秋水の言葉です。何故か惹かれる言葉で手帳に書きとめてあります。

プルサーマル発電開始

2011年01月21日 | 私の考え
【プルサーマル発電】
本日、高浜発電所3号機においてプルサーマル発電による本格運転が開始されました。
思い返せば、関西電力が福井県・高浜町にプルサーマル計画の事前了解願いを提出したのが13年前の平成10年2月のことです。
その後、平成11年9月に英国BNFL社によるMOX燃料製造データ問題が発覚し、燃料の使用中止と英国への返送などを経て、仏国メロックス工場で製造されたMOX燃料が昨年12月に高浜発電所3号機に装荷、本日の本格運転開始となったものです。
平成10年当時も関西電力社員として高浜発電所に勤務していましたので当時のことはよく覚えています。
また、私は比較的こまめに手帳をつける人間で過去の手帳も保管していますので、当時の手帳を開いて昔を振り返ってると懐かしい気持ちになりました。
何はともあれ、達成感を感じる夜になりました。

【若狭和田観光協会新年会】
若狭和田観光協会の理事の新年会に出席しました。これから2年間お世話になる理事さんと酒を酌み交わしつつ懇談ができました。