扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

坂東三十三観音遍路 10日目 −常陸、二十四番雨引山楽法寺−

2015年06月11日 | 御遍路・札所

続いて二十四番楽法寺雨引観音に向かう。

立派な楼門をくぐり石段を登っていく。

紫陽花が実に見事。

創建は用明天皇2年(587)、推古天皇の病気平癒に功があったため聖武天皇光明皇后が法華経写経を納経し勅願所とした。

本尊観音菩薩像は延命観音は重文に指定されている。

今は真言宗豊山派の寺院で、そのためか関東には珍しい多宝塔がそびえている。

この塔は当初三重塔だったものを後年再建したものである。

古代に栄えた古刹でも衰微甚だしい寺社はあまたあるがこちらは堂宇といい参詣者といい今なお盛んである。

境内からは筑波山が見事にみえている。

弁当持参で遊びに来るといいかもしれない。

工事を盛大にやっている中、納経し、義母の実家の藤川氏への土産物など購入。

 

 

 

御詠歌「へだてなき 誓をたれも 仰ぐべし 佛の道に 雨引の寺」


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