蔚山駅には同じような境遇の人々(概ね日本人)がたむろし野宿した。
バスで光州に出発。
光州駅あたりはさすがにホームチームのゲームのこと、真っ赤である。
韓国サポーターは赤いTシャツで応援するのが常である。
光州のスタジアムは陸上競技場であってトラックがあるのでピッチが遠い。
まあそんなことだろうと思っていたが、私の席は韓国サポーターに占拠された一角。
とてもではないが、日本人ひとりで座って観戦できるといえる環境ではない。
おかげで通路で立ったまま観戦と相成った。
それにしてもスペイン vs イタリアのはずだったのがいかにも残念。
スペインの先発、
GK カシージャス
DF イエロ、ナダル、ロメロ、プジョル
MF エルゲラ、バラハ、ホアキン、デ・ペドロ、バレロン
FW モリエンテス
監督 カマーチョ
バルサからは右サイドバックにブジョル、控えにチャビ、ルイス・エンリケ。
ベスト8の時点で彼等以外、日韓に残っているのはリヴァウドのみ。
まあこれはオランダがそもそも予選敗退しているのだから仕方がない。
誠に残念なことにラウールが負傷でベンチ。
ジダンといい私が来ると出られない。
前半からスペインがテクニックで攻め、韓国がフィジカルで抑え込むという展開。
中でもプジョルの上下動、ホアキンのドリブルが印象的、ホアキンはベティスの所属であるがリーガの方でも絶好調。
今大会、韓国のゲームにおける誤審問題が湧き起こり、この試合でも審判団が絶好調。
中でもホアキンがゴールラインから上げたクロスがラインを割ったシーンは私の視点からよく見えたが明らかな誤審。
まあ、サッカーとはそういうものである。
延長になると交代枠を使い切ったスペインは動けなくなる。
そして80分に入ったルイス・エンリケが中ではフレッシュなはずなのに消耗し歩くだけになってしまう。
延長がなんとなく終わりPK 戦へ。
韓国が全員決め、ホアキンがはずして終了。
スタジアムがえらいことになるのは必定。
安貞桓がゴールを決めるや脱兎の如く逃げだした。
何とも煮え切らぬ気分を鎮めるために商店街で靴を買い履き替えてバス停に。
釜山まで高速バスで移動。
明日朝の便を待つ必要があるが、何だか意気消沈してホテルを探すのも面倒なので駅で寝た。
一晩中、本日のゲームのハイライトが流れっぱなしである。
我が最悪の夜である。
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