松浦武四郎の本の取材で松阪に出張。
記念館に行く前に生家近くの雲出川にかかる橋を見に行った。
常夜灯が残っている。
この辺りは平野のど真ん中、空も広々としている。
武四郎はこのような開けっぴろげの野で育ち、遥かにみえる熊野の山々に憧れた。
偉人を生む風土というのは必ずあると思う。
本で使う写真を撮りたくて生家にも行ってみた。
記念館に到着。今回は記念館の学芸員の方に御教授いただくことになった。
山本命さんはおそらく今最も武四郎に詳しい人のひとりだろう。
テレビ番組でも武四郎ネタの時は必ず登場されている。
今日も取材が入っているようだ。
大変話好きのようでこちらが聞きたい以上の情報を教えてくれる。
本の原稿はほとんど出来上がっているので確認作業が主。
ほぼ望み通りの取材ができた。
本は図表を作成してページ数調整をすれば脱稿。
疑問を持ち、それが解決されるのは大変うれしいことである。